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インタビューにおける理想のヒアリング範囲

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、お客様の事例の取材における、ワンポイントをご紹介します。

まず、事例のインタビューというものは、
商材が何であれ、ざっくりこの三部構成から成り立ちます。

・検討したきっかけや背景
・この商品(会社)に決めた理由
・使ってみた感想、今後の展望

つまり、インタビューの範囲って、
検討してから少し先の未来くらいまでなんですよね。

もちろんそれは正しいですし、まずはこの範囲の情報をきちんと得るべきです。


ただ、私は取材をしながら、相手の人生そのものを見るようにしています。

それこそ、生まれてからその人が今日に至るまでに、
どのような生き方をしてきて、何を選択してきたのかなど・・・。

なぜかというと、結局その人やその会社が積み上げてきた過去をたどると、
本人すら気づいていない、真実に辿り着くことが多いからです。

また、人によって見えている未来の度合いは違いますが、
この人は少し遠い未来の自分・会社も描けているな、という時は、遠い未来のことも聞きます。


そのためには、「その人の人生を丸ごと受け入れる」必要があります。


とは言っても、いきなり初対面の人にすべてをさらす人なんていませんよね。
だから私は無理に聞くことはしませんし、基本はインタビュー範囲に集中します。

しかし、もし時間があったらどうするかというと、
まずは私のことをさらけ出します。そうすることで、相手も話しやすくなるからです。


インタビュー範囲外の情報については、書く・書かないは別として、
知っているだけで記事の深みがだいぶ変わりますし、
読み手の共感度合いも高くなる記事が書けます。


もし、今回の取材は聞けそうだぞ!と思った場合は、
「理想のヒアリング範囲」をちょっと意識してみてください。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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