こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は、「広報担当のインタビュー術②対話のスタンス」のお話です。
インタビューを行う際の対話のスタンスについて、3つのポイントをご紹介します。
■ お互いの目的の重なりを探求する
インタビュアーとは、仲人のようなものです。
顧客と会社の目的が重なる部分を対話から探ります。
※もちろん、読者(未来の顧客)の目線も忘れてはいけません。
■ 作り手の思い(意図)を自覚する
制作物には、必ず作り手の「思い(意図)」が入ります。
無意識に自分の意図が入っていることを自覚した上で、
きちんと伝えるべきメッセージを選択しましょう。
関わる全員の関係性マネジメントができると、素晴らしい記事になっていきます。
※まずはたった1人の顧客を満足させること。
そうでなければ多くの読者を喜ばすことはできません。
■見知った人のインタビューにおける注意点
知り合いに自己紹介してと言われたら、気恥ずかしいし、わざわざ言うのも面倒なので、
ほぼ100%の人が端折って話します。その心理を踏まえ、冒頭にこう伝えておきましょう。
「本日はお忙しいところ、お時間ありがとうございます。
私は○○さんについて(よく知っています or 事前に調べてきました)。
しかし、読者の人は○○さんを知らない方もいらっしゃると思います。
そこでお手数ですが、初めて○○さんのことを知る読者に向けて話すように、
なるべく具体的にお話いただけると有難いです。」
こうすることで、見知った人でも端折らずに話してもらえるはずです。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。