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デジタルとアナログの両面から、本当の答えを紐解きたい。

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
みなさんは、SQLという言葉を聞いたことありますか?

SQLは、データベース言語のひとつです。

私はIT会社に入社したものの、
開発やエンジニアという言葉とは程遠い経歴で、
SQLなんて一生自分に関係ないものだと思っていました。

もう少し具体的に言うと、
SQLがどんなものかなんてググることさえなく、
本屋でSQLの本を手に取ったことさえない状態でした。


そんな私がいま、SQLを書いています。
(超簡単な内容ですが・・・)


エンジニアを目指しているわけではありません。

自分の畑から、一歩違う畑に出るべき時代になったからです。


私がサイト運営に関わり始めたころは、
サイト単体を考えるだけで、比較的シンプルな世界でした。

それで事業の成果に貢献することもできましたし、
解析も次のアクションも考えやすかったように思います。


しかし、SNSが登場してたくさんの導線を作れるようになり、
マーケティングとテクノロジーが融合しだして、
あらゆるものがつながりはじめました。


それこそ、人も、データも、ものも、世界も。


あらゆるものが繋がるとどうなるかというと、
情報量が膨大となって、複雑化し、真実を読み解くのが難しくなっていきます。

それをデータで分かりやすく表示してくれるITツールはあります。
しかし、それでは管理画面=用意された枠でしか物事が見られません。


『真実を紐解きたいと思ったら、
 自分で生のデータを触れるようになるしかない。』


そう教えてもらって、「そっか、やってみよう」と思ったんです。


これからは、「全体の流れ」を設計できる人に価値が出てくると思っています。

どういうことかというと、
少し前までは、製品=製品そのものやサービスを指していたので、
各部門がそれぞれ磨きをかけていれば、それなりのパフォーマンスが出ました。

しかし今は、
お客様と出会う前から、
お客様の体験がひと段落する最後の工程までの、
体験価値の総称が製品となっている時代で、

それがそのまま企業の品質になる時代だと思います。


製品の品質を上げようと思うと、他の畑に出るしかない。
だから、SQLを始めました。

私は、デジタルとアナログの両方から、本当の答えを導き出せるようになりたい。

そのためには、隣の畑の人たちの世界を理解する必要があるから、
マーケターには必要なかった領域も知ろうとする努力をしていきたいと思います。


私の周りには、社内外問わず、
ITが分からない私に歩み寄ってくれるエンジニアばかりでした。

これが見たい!と熱意を伝えれば相談に乗ってくれるし、
そもそも何がしたいの?と背景からも聞いてくれる人たちばかりでした。

だから、ほんの少しだけでも自分が歩み寄りたい。
全ては円滑なコミュニケーションのために。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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