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1%の共通点を見つける。それが新しい可能性の扉を開く鍵になる。

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
明日から全く知らない場所に行き、知見のない仕事をすることになったら、
みなさんはどんな気持ちになりますか?

新しいことにワクワクする、という側面もあるでしょう。

しかし、同時に得体のしれない不安も感じると思います。

なぜ不安になるかというと、
人間って「今まで通りに安心する」ように仕組みができているので、
ある意味正常な反応なんです。

しかし、このバイアスを解かなければ、先には進めません。
そんなとき、どうしたらいいでしょうか?


少し前の私は、「自分事にする」という表現をしていました。

なぜなら、その現象を自分事にとらえられたら、
全てを前向きに対処していけるからです。


でも今の私なら、「1%の共通点を見つける」といいます。


これに気づいたきっかけは、2018年にポルトガルへ行ったときのこと。

Web summitというITカンファレンスで、「日本から来ました」と伝えると、
みんながこんな反応をしてくれたんです。

『わお、日本!遠くから来たんだね!』
『日本、知ってるよ!富士山、サムライ、ニンジャーの国でしょ!』
『俺の友達が日本のアニメがすっごい好きなんだよ!』


そして昨年2019年、ラスベガスのSEOカンファレンスPuconでは、

『 東京と京都に行ったことあるよ!いいところだったー!』
『ごめんなさい、私は寿司が苦手だけど、私の娘は寿司が大好きなのよ。』


といった感じで、みんなが私(=日本人)との共通点を一生懸命伝えてくれたんです。

その中でも特に発見は、自分との共通点がなさそうな場合は、
友達が日本の○○が好き、娘が○○が好き、
という間接表現でも必ずこういう会話をしてくれたことです。

それにとても安心感を覚えて、「このコミュニティに存在してもいいんだ」とか、
「新しいことをやってみよう」そんな気持ちになれたんです。


先日も同じことがありました。

プログラミング言語のひとつである、SQLを学ぶ講座に行ってきたのですが、
心配すぎて予習もしたのに、ワクワクと同じくらい不安がいっぱいでした。

そんな時、講師の中野さんが、
「みなさんExcelは知っていますよね?そう、これはExcelでいうと○○ですよ。」

といった感じで、知っているものとの共通点を熱心に説明してくれたんです。

そうしたら急に「あれ、わかるぞ!」「なんだ、そういうことか!」といった感じで、
落ち着いたら分かることもあるんだなって思うようになりました。


だからこそ、自分の可能性を広げたいと思ったら、
気になる新しいものとの「共通点」を、
1%でもいいから見つける努力をしたらいいんだと思います。

そうしたら、きっと皆さんの可能性の扉を開ける鍵が1つ手に入ります。


とはいえ、自分ひとりでは扉をあけられないこともあります。
そんな時は、良いメンターからアドバイスをもらうのもいいと思いますよ。

逆に誰かが縮こまっていたら、
代わりに共通点を探して、「大丈夫、できるよ!」って伝えてあげてくださいね。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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