忘れられない私の職場体験

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は、「忘れられない私の職場体験」のお話です。

先日、「この世界をどうしたいか?」の記事で、
日本の職場体験(&インターン)を『もっと仕事のワクワクが伝わるものにしたい!』
というお話をさせて頂きました。

しかし、私は仕事のワクワクや楽しさを伝えたいと思う一方で、
『社会課題(ちょっと暗い面)についても、知ってもらうことが必要なのでは?』
という思いもあります。

そう思う背景は、私の中学校時代の職場体験にあります。

 

■私の仮説「お金があれば、恵まれない子どもたちを救える?」

全財産を寄付して分かったこと」の体験から、
小さいながらも、お金があれば恵まれない子どもたちを助けられると知り、
『じゃあ、お金があれば万事解決だ』と何年間かは思っていました。

そうして中学生になり、職場体験をすることになった私。

特に将来の夢も考えもなかったのですが、誰かの役に立てればいいなと思い、
諸事情で両親から離れて共同の寮生活をしている子どもたちのところで、
保育士の体験をすることにしました。

(人手が足らなくて大変みたいだけど、お金で保育士さんを雇えば解決できるよね)

そんな風に思っていたわけですが、
この考えはすぐに打ち砕かれることになります。

 

■子どもたちの欲しいものは、お金では買えないものだった・・・

寮の現場に行くと、愛情に飢えた子どもたちがたくさんいました。
人の興味を惹こうとする行動は鬼気迫るものがあり、寒気を覚えたほどです。

何人もの子どもたちに囲まれ、四方から手や服を掴まれて、
「私と遊んで!」と大声でアピールされ、どうしようとマゴマゴしていると
「どうせ帰っちゃうんでしょ!!!もういいもんっ(大泣き)」の修羅場になり、
呆然と経ち尽くした経験は今でも忘れられません。

正直、いままで一番悲しい体験だったかもしれません。

なぜかというと、子どもたちが欲しいものが、
親からの愛情だということが、瞬間的に分かってしまったからです。

(私が今どんなに頑張って遊んでも、この課題を根本から解決することはできないんだな・・・)

そう思ったら、自分がものすごく無力に思えて、悲しくて、
職場体験が終わった帰り道、涙があふれて仕方がなかったのでした。

もちろん、「お金があったら万事解決だ」という私の仮説は見事に崩れ去りました。

 

■ここから何を学ぶか

この体験は、思春期の中学生にはややショッキングだったわけですが、
ワクワクと楽しさだけが伝わる職場体験では、間違いなく味わえない経験ではありました。

「社会の一員として、社会の課題にも目を向ける機会を作る。」

こうすることで、よりよい社会を「自分が築いていく一員なんだ」
という自覚を持ってもらえるとしたら、ものすごく価値あるプログラムになると思います。

この両方を伝えられる体験がどうやったらできそうか?
あの寮にいた子どもたちは、幸せに暮らしているのだろうか?

そんなことを考える、今日この頃でした。

 

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析し、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。B to Bの広報と採用が本職。個人ではウェブ解析士、キャリアトランプ ダイバーシティ ナビゲーター、インターネットラジオパーソナリティとしても活動中。ブログでウェブ解析×キャリア支援×広報に役立つお話や、日々の気づきを綴っています。

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