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全財産を寄付して分かったこと。

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です
今回は、「全財産を寄付して分かったこと」のお話です。

昨日に引き続き、何を言っているんだ?と思われるかもしれませんが、
ぜひお付き合いくださいませ。

 

Contents

■全財産を投げうったことはありますか?

突然ですが、皆さんは無一文になったことってありますか?
家や服などの物質的なものは除外して、いわゆる「現金」が「1円もない状態」です。

実は私、全財産を寄付して、無一文になった経験があるんです。

それは小学校1年生の時のことで、
きっかけは教室に配布された、とある寄付を募る広告です。

たぶんユニセフだったかな?団体名の記憶はあいまいですが、
そこには世界に恵まれない子どもがたくさんいて、〇円で〇人の食事や教育ができる、
と書かれていたんです。

世の中にそんな人たちがいたなんて!

でも、お金があればそんな人たちを救えるんだ!ということを知りました。

当時の我が家は、何か家事に貢献するとお小遣いがもらえる制度で、
私は好きな鉛筆を買ったり、友達とおやつを買ったりするために、ちょくちょく働いていました。

そこで一生懸命働いて貯めていた600円。
たかが600円ですが、うまい棒が60本も買えれば、子どもにとっては大金です。

そして、世界の子どもたちに届きますように!と、全額寄付してしまったのです。
純粋な子どもでした(笑)。

 

■無一文になって分かったこと

寄付してから、ふと気が付きました。
公園で麩菓子を買うことも、遊具に乗ることも、消しゴムを買うこともできない・・・

「あれ?何も買うことができないぞ!?」

失ってから初めて、今の世界ではお金がないと生きづらいことに気づきました。

しかし、寄付したことについて後悔はありませんでした。
ただただ、「何で全額払えちゃったんだろう・・・??」という自分に対する疑問がありました。

そして、小学生1年生なりに考えて、ある結論に至ったのを覚えています。
それは「自分が守られているから、養ってくれる家族がいるから」というものでした。

私はお金を失っても、帰る家があります。
服も食べ物もあります。友達もいます。学校にも行けます。

(これって、すごい贅沢なことだったんだなぁ)

と、子どもながらに思ったことを今でも覚えています。

 

■自分に破壊的イノベーションを起こすには?

さすがに今の私は少し知恵がついてしまって、
おいそれと全財産を投げうつことはできなくなってしまいましたが・・・

しかし、あの時の「思いっきり全部失ってみる」、という経験が、
内側から信じられない知恵とパワーを生み出すことも知ることができました。

(所持金0円になった私は、今までと全く違うアプローチで600円を作ることになりました)

もちろん、わざわざ失う必要もないですし、
取り返しがつくものでないと大変なことになってしまいますが・・・。

自分を思いっきり変えたいと思ったら、少々荒療治も必要なのかなと思う今日この頃です。

 

今日はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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