こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
2020年8月18日に、Google から「Search Console Insightsベータ版」 がリリースされました。
こちらはGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleを掛け合わせた簡易的なレポートで、
スマホからもサイトの状況を簡単に確認することができます。
現在、ベータ版が利用できるのは一部のサイトのみ。
私はたまたま対象者で、Googleの公式アカウントからメール通知が届いていました。
使ってみた感想は、サイトの状況をざっくり知るには良いと思いました。
また、for content creatorsとあるように、サイト運営者というよりコンテンツ制作者向けで、
ブログとかやっている人には良いんじゃないかと思います。
今回は、そんな Search Console Insights についてご紹介していきます。
Contents
対象者にはメール通知が届く
ベータ版の対象者になると、このような感じでGoogleの公式アカウントからメール通知があります。
「 Search Console Insights を開く」をクリックすると、ツールのページへ移動できます。
GoogleのTwitterではこのように告知されています。
※Googleの告知サイトはこちら
Search Console Insights で分かること①
■概要グラフ( 過去 28 日間のPV数、平均PV時間のサイトのパフォーマンス )
■新しいコンテンツ( 過去 28 日間に初めてビューがカウントされたサイト コンテンツ)
■最も人気のコンテンツ( 過去28日間のPV数、平均PV時間)※長時間滞在バッジ付き
■上位のトラフィックチャネル( 過去28日間の訪問者のアクセス元のチャネル 上位3つ)
■ Google検索:過去28日間のGoogleでのサイトへのアクセス経路
■ 他のサイトからの参照リンク:外部リンクしているウェブ上のページ
■ ソーシャル メディア:ソーシャル メディアからのサイトへのアクセス経路
このレポートがどんなもので、どんな条件で抽出しているのか知りたい方は、
説明アイコンから確認ができます。
Search Console Insights で分かること②
Search Console Insightsをスマホで見たイメージがこちらです。
各コンテンツをクリックすると、ドリルダウンしてデータを見ることができます。
例えばこのような感じ。
Google検索のコーナーでは、検索クエリや急上昇中の検索クエリを把握できます。
コンテンツごとにキーワードや順位が分かるのはなんかいいなぁ。
Search Console Insights を使ってみた感想
良い点は、サイトの概要がざっくり把握できる点です。
スマホでも見やすいインターフェースなので、隙間時間にパパっと見ることができますね。
特に個人ブログとかは、このツール向いていると思います。
反面、ガッツリ分析するには向いてない状態です。
このツールのコンセプトや、ベータ版からどれくらい進化していくか?次第でしょうか。
今後が楽しみです。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。
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