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女性リーダー育成③やりたいことの発見を支援する

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「女性リーダー育成③やりたいことの発見を支援する」のお話です。

このシリーズは、男性上司から見た場合に、女子と仕事がうまくいくコツを、

①ロジカルシンキングを鍛える
②コミュニケーションの量と質を上げる 
③やりたいことの発見を支援する 

の3つに分けてご紹介しています。
今回は「③」についてのお話となります。

Contents

■やりたいことの発見を支援する

男性陣からよく聞かれる質問の中に、
「女子って、何をやりたいかよく分からない」 といったことがあります。

もちろんやりたいことが明確な女性もいますし、
逆に男性でもやりたいことがよくわからない、という人もいると思います。

自分のやりたいことくらい自分で考えろ!という人もいると思いますが、
人生の先輩として導いてあげるとしたら、何をしてあげたらいいでしょうか?

私は、女性に対して「さまざまな成長の機会を作ってあげること」で、
「気づきを得てもらうこと」だと思います。

というのも、職場の中にある成長するチャンスは、
男性の方に与えらる方が多いと思うからです。

例えば、入社式や忘年会などで社員として挨拶をする人って、
男性と女性どちらが多いと思いますか?
恐らく、男性の方が多いのではないでしょうか。

これは私自身も実体験があるのですが、社内の催事で挨拶を誰かに頼むとき、
「偉い方」という枠ではなく、「社員の成長機会」として考えた場合、
誰に頼むかと言うと、パッと思い浮かぶのが男性なんですよね。

もちろん優秀な女性もたくさんいるのですが、
いわゆる「会社の期待」とか、「周りの状況」から考えると、
「あいつを伸ばしておきたい」の「あいつ」が自然と男性になることの方が多いんです。

というのも、女性は結婚や出産で会社を離れる確率が男性よりも高いので、
そういうものをリスクと捉えると、
育てておく優先順位として、自然と男性の方に分配が上がってしまうんだと思います。

もしも、催事の挨拶や、社内プロジェクトのリーダーに「男性が多い」場合は、
そこに育てたい女性をリストアップしてみるというだけでも、
会社の雰囲気がグッと変わると思いますし、「女性も前に出ていいんだ!」という風土も作れると思います。
(それを望まない女性もいますが、活躍したい女性にはありがたい話です)

また、やりたいことの発見を支援するために、
どのような機会を作ればいいか? 安達裕哉さんのブログを参考にまとめました。

・新しい挑戦をしているか?(同じことを繰り返していても、新しい発見はない)
・結果にこだわっているか?(結果にこだわらなければ、真の面白さはわからない)
・さまざまな人に合っているか?(意外な巡り合いが、「やりたいこと」を教えてくれる)
・さまざまな場所に出ているか?(意外な場所が、「やりたいこと」を教えてくれる)
・会社以外の交流があるか?(同質性の高い集団では、「やりたいこと」の選択肢が減少する)
・稼ぐ方法を知っているか?(「やりたいこと」が見つかっても、生活の資がなければ「やりたくても出来ないこと」になってしまう)

安達裕哉さんのブログ より抜粋

以上、いかがでしたでしょうか。よかったら参考にしてください。

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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