こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「自分のブランド、自分のブランディングを考えよう。」のお話です。
先日、ウェブ解析士協会 代表理事の江尻さんが書かれている「ejtter.com 解析新書」で、
「ブランドと期待値のコントロール」という記事がアップされていました。
記事URL : https://ejtter.com/100920181071/
こちらを拝読させていただいて思ったこと、考えたことがあったので、
今日はブランドについてお話したいと思います。
Contents
■そもそもブランドって何だろう?
私がブランドというものを気に留めるようになったのは、大学生のころ。
まわりのみんながブランドのバックや財布を持っていたり、欲しがったりしているのを見て、
「みんなが欲しがるブランドというものは、何なんだろう?」
「ブランドは何で高価なんだろう?」
「ブランドはいつからあるんだろう?」
「どうやったらブランドってできるんだろう?」
などなど、ものすごくブランドという概念自体に興味が沸いてしまって、
大学時代にブランド関するクラスを受講したり、ブランドに関連する本を読んだりしていました。
例えば読んだ本の中にはシャネルの本もありました。
とある著書で、「香水をつけない女は女じゃない」と書かれており、
シャ、、シャネルがそこまで言うなら・・・と、初めて香水を買ったのもいい思い出です(笑)。
余談はさておき。
ブランドのそもそもの語源はご存知ですか?「Burned(焼き印を押す)」という意味で、
牛などの家畜を自分のものか、他人のものかを区別するために始まったそうです。
つまりブランドとは、「お客様からみて瞬時に分かる他社との違い」と言えます。
この他社との違いを「一貫性をもって伝えていくこと」が、
ブランドを磨いていくことになるわけです。
■ブランディングって何だろう?
ブランドを磨いていくと、そこには「独特の世界観」が生まれていきます。
この世界観やストーリーを伝え続けると、共感するお客様=ファンが増えて、
最終的にはセールスがいらなくなるというわけですね。
この共感するお客様を増やしていく過程がブランディングにあたります。
具体的に行うことは、
「ブランドの世界観に合った、自社の見え方のコントロール」です。
コントロールの対象は主に2つで、1つはロゴなどブランドの識別記号(色や形、音や文字)で、
もう1つが知覚価値(サービス、信頼、価格、雰囲気etc..)です。
江尻さんのブログの中でも知覚価値に関する記述がありましたが、
「期待値のコントロール」も大切だと感じました。特にそう感じた一文を引用させていただくと、
『期待を体験が超えるとブランドは高まる。』
『期待を体験が裏切るとブランドは下がる。』
この方程式は、経営者など事業をつくる人、広報担当は特に心に留めて置くべきだと思いました。
ブランドを上げていくためには、期待値を少しずつ上げて注目を集める必要もありますが、
期待値を上げ過ぎてしまって、体験価値が下回ってしまうのは絶対に避けなければなりません。
■個人もブランドを作れる!?
最近の世の中を見て思うのは、ブランドが企業・商品・サービスだけではなく、
個人に対しても発生してきているのではないか?ということです。
それを後押ししている一つの要因が、きっとインターネットというツールです。
また、ブランドの語源を考えれば、ブランドの目的は「他社」との違いを明確にすることなので、
「他者」との違いを磨くと、個人のブランドが磨かれるとも言えるのではないでしょうか。
ひとりひとりがブランドを作れる時代がやってきている、
そんな風に私は感じています。
ですから、皆さんも自分のブランド、
そして自分のブランディングをぜひ考えて見てください。
ケイチャンネルはどうかって?
まだまだノンブランドですが、他との違いをしっかり訴求し、世界観を伝えて、
それに共感いただける方が増えれば、
このブログは末永く続いていけるかもしれません。
ブログで実験だ!
今日はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。
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