こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「世の中に溢れる〇〇マーケティングの考え方、本質の捉え方」のお話です。
昨今では、メールマーケティング、ブログマーケティング、
ウェブマーケティング、SNSマーケティングなど、さまざまな〇〇マーケティングが存在します。
「たくさん媒体があって知識が追いつかない!」「なんだか訳が分からない!」
と思うこともあるかもしれませんが、
出力媒体がメールなのか、ブログなのか、ウェブなのか、SNSなのかの違いで、
結局『〇〇マーケティング』の基本的な考え方と本質は、全部同じだというのが私の意見です。
つまり、【実はとってもシンプル】なんです。
Contents
■『〇〇マーケティング』の基本的な考え方
ではどのように『〇〇マーケティング』をとらえればいいのか?
例えば、メルマガシリーズでは、全体像を以下のように図解しました。
これをウェブマーケティングとか、SNSマーケティングに応用して考えてみると、
同じような概念で図解することができると思いませんか?
つまり、出力される媒体(手段)はそれぞれ違うけれど、
土壌を育て、木々を育成し、果実を実らせる、そのために栄養を投下するという、
基本的なやることは一緒=【基本的な考え方は一緒】なんです。
そこでお勧めなのは、闇雲にいろんな媒体に手を出すのではなく、
「これだ!」という媒体を一つ決めて極めることです。
私の場合はメルマガからスタートしましたが、
媒体の絞り方は、その時の流行、時流、会社の方針などを総合して決めると良いでしょう。
焦らずにひとつの媒体で失敗・成功体験を掴んでから、ほかの媒体に応用展開する、
これが【もっとも落ち着いてさまざまな媒体に対応できるようになる近道】と私は考えています。
■『〇〇マーケティング』の本質
では、メールマーケティング、ブログマーケティング、ウェブマーケティングなど、
さまざまな『〇〇マーケティング』の本質はどのようにとらえればよいのでしょうか?
そのヒントが、「コンテンツマーケティング」にあります。
というのも、どの媒体でもコンテンツを使ってマーケティング活動をすることになるので、
手段は違えど、最終的にはどの媒体もコンテンツマーケティングを目指すことになるからです。
つまり、『〇〇マーケティング』の本質は、
コンテンツマーケティングに集約されるというのが私の意見です。
ちなみにコンテンツマーケティングとは、
お客様にとって最適なコンテンツを、最適な方法で伝えることで、
ニーズを育て→購入してもらい→ファンを作る、という一連のマーケティングのことを指します。
2010年ごろからマーケティング界隈に広がってきた言葉ではありますが、
最も古いコンテンツマーケティングは、紀元前4200年に描かれた
「槍で熊から身を守る6つの方法」という壁画ではないかと言われているそうです。
(当時の最適な媒体は壁画だったんですね!)
少し話がそれてしまいましたが・・・
『〇〇マーケティング』の本質は、コンテンツマーケティングに集約できること。
そして、コンテンツマーケティングは【お客様に最適なコンテンツをひたすら考える】、
これに尽きるというのが私の意見です。
「最適な」って文字では簡単に書けますが、追及すると奥が深いですし、
最適なタイミングと、最適な手段で届けるには、さらに奥が深い世界が広がる訳ですが・・・。
それを楽しみながら追及していけることが、マーケッターには必要なのかなと思います。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。