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メルマガ配信エラー対策②迷惑メール/スパムメールにならないために

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「メルマガ配信エラー対策②迷惑メール/スパムメールにならないために」のお話です。

★このブログを読むと分かること★
・そもそも迷惑メール/スパムメールとは何なのか。
・どんな要因で迷惑メール/スパムメールと判定されるのか。
・そうならないための対策はどうしたらいいのか。


ではさっそく解説してきますね!


■迷惑メール/スパムメールとは
具体的には以下のようなメールのことをいいます。

1)プロバイダから迷惑メール判定をされて、受信者に届かないメール
2)受信者には届いたが、迷惑メールフォルダに入るメール


■なぜ迷惑メール/スパムメールに判定されるのか
具体的には以下のような要因が考えられます。

・メールの件名や本文に過激な表現がある、空欄で送信されている
・スパムメールリストに載っているメールサーバーから送信されている
・届かないメールアドレスへ大量に送信している(バウンス率が高い)
・一度に大量のメールアドレスに対して配信している
・配信解除(オプトアウト)がしにくいメール
・受信側のメール環境の問題(セキュリティや個別の受信拒否設定など)


■迷惑メール/スパム判定されないための対策
「運用面の工夫」「メール本文の工夫」「システム面の工夫」の3つ角度からご紹介します。

★運用面の工夫
1)常に配信リストをメンテナンスする(バウンス率を下げる)
2)メルマガ配信承諾を得た人だけに送信する(オプトイン方式を採用する)


★メール本文の工夫
3)配信コンテンツを工夫する

・件名や本文に過激な表現を使わない、空欄で送信しない

・メールの中に大量の画像やURLを張らない、信頼の低いサイトのURLを張らない

・簡単に配信解除(オプトアウト)ができるようにし、方法を明記する

・受信側の設定や環境に合わせてメールが表示される「マルチパート配信」を使う
(マルチパート配信=テキスト形式とHTML形式と両方遅れるタイプの仕組み)


★システム面の工夫
4)送信ドメイン認証技術(SPF/DKIM)を設定する
→社内の情報システム部に相談してみてください。

<用語解説>
 SPF :送信元のIPアドレスが偽装されていないか認証する技術
 DKIM:通信途中のメールが改ざんされていないか認証する技術


5)配信システムを信頼性の高い会社のサービスに切り替える

→運用やメール本文の工夫では越えられないのが、配信システムや提供会社の信頼/技術力です。
 根本的な対策をしたい場合は、配信システム自体の見直しもお勧めします。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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