こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、AIの基礎(シンボルグラウンディング問題)の学びをシェアします。
※情報源は「窪田望のアンテナ!」です。
■シンボルグラウンディング問題
・記号(シンボル)が実世界の意味につながっている(グラウンディング)かを論じる問題。
・1990年に認知科学者のStevan Harnad(スティーブン・ハルナッド)氏が提唱した。
<詳細>
人間は記号と実世界の意味を結び付けて言葉を理解している一方、
コンピュータ・人工知能では必ずしも結び付いていない=言葉を理解しているわけではない、
と主張されている。フレーム問題と同様に、人工知能における難問とされている。
例)
「シマウマ(Zebra)」=「しましま(stripes)」+ 「馬(horse)」を表す記号文字列
・人間=「シマウマ」を見た時に、「しましま」と「馬」を結び付けて考えられる。
・コンピュータ=「しましま」と「うま」は単なる記号なので、シマウマとは結び付けられない。
★メモ
AIが不得意なこと、できないことを知ると、言語や言葉の世界がいかに深いか実感しますね。。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。