こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日、トレジャーデータさんのPLAZMA OMOに参加しました。
昨年、トレジャーデータさんのオンラインイベントに参加して以来、
安定した音声/画質 × ハイクオリティなコンテンツですっかりファンになってしまい、
たびたび参加させてもらっています。
今回は、2月22日に出版された「ユーザー起点マーケティング実践ガイド」の中で紹介された、
パルコさんとサンリオさんの事例の一部が解説されました。
■パルコの顧客体験ジャーニー「CCWCSモデル」
以下のアルファベットの頭文字をとって、CCWCSモデルと呼んでいるそうです。
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Check in(来店チェックイン)
Walking(館内歩数カウント)
Conversion(接客・購入)
Star rating(サービス評価)
ここの「 Walking(館内歩数カウント) 」っていうところがいいですね。
複数店舗を見る人=ファンのお客さん、というのは元々データから分かっていたそうで、
じゃあ指標に「Walking」を入れよう、ということになったそうです。
それを促す施策が、一定の歩数をパルコの中で歩くとポイントが付与されるというもの。
来店した際、パルコのアプリにチェックインすることで歩数が計測され、
店内で500歩あるくとポイントが付与される仕組みなんだそうです。スゴイ。
世の中のモデルを使うのもいいですが、独自で指標を作ってみるのも素敵だと思いました。
■サンリオ独自の「バロメーター理論」
ブランドとのかかわりを、2軸でダイナミックに視覚化した考え方が素敵でした。
(といっても言葉だとうまく伝わらないと思いますが・・・)
子どものころサンリオが好きで、少し大人になるとブランドと離れて、
親になったら子どもにプレゼントしてまた接点ができて。。
お客さんとの距離がライフステージによって近づいたり、遠のいたりする。
このダイナミックな流れを見事に表現されていました。
一生を通じて寄り添えるブランドってすごいなぁ・・・。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。