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お勧めの本:知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「お勧めの本:知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法」です。


■本の概要
思考の前提となる認知、すなわち「知覚(Perception)」を磨きましょう、という話です。
(※知覚とは、目の前の情報を受け入れ、独自の解釈を加える能力のことで、
 あらゆる知的生産の最上流にあるもの)


■この本と出会ったきっかけ
会社の後輩が紹介してくれたことがきっかけです。

いま、仕事で米国メンバーを支援しているのですが、自分が日本人バイアスだらけで、
「見えるはずのものが見えない 現状」に陥っている自覚がありました。

とにかく「気づき」がたくさん必要な状態だ、という話をしていたら、
「見る」っていう視点を変えてみるといいかもしれないですよ、
もしかしたらこの本が役に立つかも・・・と紹介してもらいました。


■この本を読んで良かったこと
なんとなく今の自分に足りていないものを理解することができた点です。

例えば、「こういう服が欲しいな」と思ってお店に出かけると、
ぜんぜんその服が見つからないのに、
目的なくお店に出かけると、欲しいものが目に入る(知覚できる)理由が分かりました。

(人間は目的を設定すると、それに基づいた情報を見ようとするので、
 思った以上に「全体図」が見えていない=白紙で物事を見ることができていない)


■この本の紹介理由
・脳がどういう構造でモノを見ているのか理屈が分かる、主要な認知バイアスを理解できる。
・見ているつもりで、ぜんぜん見れていないことに気がつける。
・絵画を使って、どのように知覚力を磨けばいいかのコツがなんとなく分かる。


■この本をお勧めしたい人
・気づきを増やしたい人、良い着眼点を持ちたい人、バイアスをコントロールしたい人


■今回ご紹介した本について
題名:知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法
著者:神田 房枝
出版:ダイヤモンド社
発行:2020年10月21日
価格:1,980円



今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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