こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は、自分のライティングに関する内省のお話です。(脳内のつぶやきです)
私は仕事柄、記事を書くというシーンがいくつかあります。
例えばそれは、会社のSNSであったり、Webページであったり、
パンフレットであったり、媒体はさまざまです。
文章の長さも、140文字のツイートから、1万文字程度まであって、
最も多いのは3,000文字前後だと思います。
そして主語も、自分が主語のものもあれば、会社(法人格)が主語のものもあれば、
誰かのゴーストライター(第三者)を主語として書く時もあります。
普通のビジネスメールだったら、そこそこ忙しくても、感情に波があっても、
ラジオとか音楽を聞きながらでも、いつでも書けるんですが、
執筆ばかりはそうはいかないんですよね。
特に、主語が自分以外になると、全集中しないとだめです。
なんていうんですかね、自分では知りえない他人の脳みそを全力でトレースし、
完全に相手になりきって書く必要があるので、
途中で割込みとか入ると「憑依」が解けてしまって、
もう一度そのモードに入るのにものすごーーい時間がかかるんです。
(だから、執筆しているときはホントに誰にも話しかけて欲しくないww)
あと、夢やビジョンを語るようなストーリーを書くときは、
雑念や邪念があると書けないんですよね・・・。
全ての憂い(例えば納期が迫っているもの)をやり切って、感情も穏やかにしないと、
納得できるものが書けなかったりします。
それから、「現在軸」を書くのは楽なのですが、
「過去の話」や「未来の話」など、時間軸が現在から遠のくと、その分大変になります。
たぶんそれは、「想像力」で補わないといけないからだと思います。
具体的には、
未来の話は「現時点で起こっていないことを書く=未来に意識を飛ばす」必要があり、
過去の話は「記憶が薄れていたり情報が少ない=過去に意識を飛ばす」必要があるからです。
あとは、自分の「伝えるエネルギー」が弱まっている時も書けないですね・・・。
根本的に、伝えたいという想いがないと、言葉ってホント出て来ないんですよ。
逆に言えば、伝えたいという想いが強いと、言葉はどんどん出てきます。
書くことはとてもエネルギーが必要で大変なんですが、
ストーリーが仕上がった時は、とってもスッキリするのでその瞬間は達成感ありますね。
みなさんはどうですか??人によっていろいろなタイプがあるかと思いますが、
自分はこんな時に筆が進む、進まないとか、ぜひ教えてください。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。