こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日も引き続き、SNSマネージャー養成講座の勉強を進めていきます。
1-4. SNSの危機管理
■炎上などトラブル発生時の意思決定者の設定と管理体制
★やるべきこと
運用担当者とは別にトラブル発生時の意思決定者を定めておく。
<理由>
アカウントへの愛着心や直接攻撃されているような恐怖心から
的確な判断が難しくなることも多いため。
★お勧めの管理体制について
・管理責任者(2名以上)
・運用担当者(2名以上)
管理責任者は、通常運用には関わらない。
1名だと緊急時に連絡がとれないこともあるので2名は設定しておく。
運用担当者は、もしトラブルが発生した場合は、管理責任者に従う。
自身で判断せずに、まずは報告することを徹底する。
1名だと異動や退職でノウハウを喪失するケースも多いのと、
複数の目がある方が安定した運用が行えるため、2名以上が推奨。
★トラブルの兆候
・自社アカウントの発信に対して悪意のあるコメントがついた
・自社名や商品名で検索すると、非難や攻撃的なコメントが見られる
・報道や影響力のあるブログで批判記事が掲載されている
■ソーシャルメディアポリシーの作成
自社の公式アカウントの運用方針をまとめる。
★外部向けの記載事項
ソーシャルメディアポリシー公開の目的、運用の目的、運用方針など
(お問い合わせ先なども記載)
★内部向けの記載事項
ガイドライン目的、基礎知識、禁止事項や注意事項、問題発生時の対応についてなど
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。