こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は、「少人数でも出来る!MA×GAを活用した事例セミナー」に参加しました。
講師は、解析界の第一人者、小川卓さん。
結論、聞いてよかったなー!
ある種すっきりしたのは、自社のMAとGAで役割が重複する部分があるんですが、
「ツールの併用で価値を生む(重複でむしろ価値を出す)」とお話されていた点です。
きれいに住み分けして使わないといけないのか、と思いこんでいたので、
なんだ、ラップしてていいんだ。と思ったら気が楽になりました。
以下、セミナーの中でも自分に刺さった部分をメモとして書いておきます。
<ツールの全体像を理解する>
■各ツールの使い分け・位置づけ
★Googleアナリティクス(全ユーザー情報の約90~95%)
・サイト全体の状況把握
・リード獲得前のサイト分析
・サイト内施策の評価
・全体数値のモニタリング
★Pardot(全ユーザー情報の約5~10%)
・ユーザー単位の行動分析
・取得情報に基づいたコミュニケーション施策の実施
・スコアリングによる評価
■ツールの併用で価値を生む
コンバージョンするまでの動き →GA
コンバージョンした人の動き →GA×Pardot
コンバージョン後のコミュニケーション →Pardot
<改善につながるGAレポートの重要ポイント>
■集客チャネルレポート
・数字に変化があった場合にまず見るべきレポート
・集客元を特定して原因分析
★ランディングページとセットで利用
■ランディングページ
(流入が多くて直帰率が高いページが優先課題)
・広告内容の見直し
・ページをちゃんと見ているかのチェック(スクロール率や読了率)
★ユーザーが次に見たいコンテンツへ誘導できているか
■ナビゲーションサマリー
・訪問したページや改修したページから、次のページの遷移を見る
・お問い合わせやフォームの1つ前のページを見る
・デバイス、新規リピート、CV有無で確認する
<メモ:MA×Pardotの連携で必要な内容>
・APIでPardotとsalesforceのデータを取得できる契約
・PardotのIDをGAにセットするためのJavaScriptファイル
・Spreadsheet等でデータを取得する
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。