こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
エンゲージメントという言葉を聞いたことはありますか?
エンゲージメントとは、
企業や商品、ブランドなどに対して、ユーザーが「愛着を持っている」状態のこと。
端的に言えば、企業とユーザーのつながりの強さ、を表すものです。
※従業員エンゲージメントといって、
企業と従業員のつながりの強さを指す場合もあります。
エンゲージメントの度合いによって、
ちょっと愛着がある人から、とっても愛着がある人がいることになりますが、
どのように分類できるのでしょうか?
考え方はいろいろあるのですが、
私が軸の一つにしているウェブ解析士協会のテキストでは、
こんな4分類で紹介されています。
★PARTICIPANT(ゆるい参加者)
サイトに訪れたり、コンテンツを楽しんだりする人たち。
★FAN(ファン)
商品を購入したり、SNSやブログにコメントしたりする人たち。
★LOYAL CUSTOMER(支援者)
継続的に商品を購入したり、
ほかのブランドを検討する人にアドバイスしたりする人たち。
★EVANGELIST(伝道者)
私的に商品を紹介するコミュニティを作ったり、積極的な告知を行う人たち。
企業に対して改良提案をすることも。
エンゲージメントは、長期的に、かつ間接的にじわじわ効いてくるもの。
いきなりお金になるわけではないですが、大事な指標です。
また、
PARTICIPANT(参加者) → FAN(ファン)
FAN(ファン) → LOYAL CUSTOMER(支援者)
LOYAL CUSTOMER(支援者) → EVANGELIST(伝道師)
といった感じでランクアップしてもらうためには、
どんなしかけや条件がいるのか?紐解いていくのも楽しそうですよね。
みなさんも、ご自身のビジネスで顧客エンゲージメントがどうなっているか?
ぜひ想像してみてください。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。