こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「SEO新着情報:新しいrel属性について」のお話です。
まずrel属性とは何ぞや、についてですが、
rel属性は「Google に外部リンクとの関係性を伝える」ことができるものです。
今回のお話を結論から言うと、
1)新たに rel=”sponsored” 、 rel=”ugc” が加わり、
2) rel=”nofollow” の扱いが少し変わりました。
という発表がGoogleからあったよ、というニュースです。
■新しく増えたもの
rel=”sponsored”
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
広告や有料プレースメントのリンク(一般に「有料リンク」と呼ばれます)をsponsored
としてマークアップします。有料リンクに対する Google の方針について詳しくは、こちらをご覧ください。
※つまり、このリンク先は広告サイトですよ(私はここからお金をもらっているよ)
ということをGoogleに対して伝えます。
rel=”ugc”
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
コメントやフォーラム投稿など、ユーザー作成コンテンツ(UGC)のリンクは、ugc
でマークアップすることをおすすめします。長期にわたって質の高い投稿を続けているメンバーやユーザーが存在し、そういった信頼のおける投稿者を尊重したい場合は、この属性を削除することもできます。コメントスパムの回避について詳しくは、こちらをご覧ください。
※つまり、このユーザーが作ったコンテンツは参考になるよ、
ということをGoogleに対して伝えます。
この「 rel=”sponsored” 」と「 rel=”ugc” 」が新しく増えた要素になります。
また、従来からある「 rel=”nofollow” 」は扱いが少し加わりました。
rel=”nofollow”
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
リンクにその他の適切な値がなく、そのリンクとサイトを関連付けたくない、またはリンク先のページをサイトからクロールさせないようにする場合は、nofollow
の値を使用します(自サイト内のリンクについては、下記のとおり robots.txt を使用します)。
従来はこのrel属性を書いてくと、Googleは「命令」として受け入れていたのが、
今後は「参考にさせてもらいます」というスタンスになったそうです。
SEOちゃんとやっている人は、こういうこともやっているんだろうな・・・
私はつい面倒だと思ってしまったり、対機械(Google検索エンジン)との会話は放棄しがちなので、
ちょっとがんばろ・・・と思った次第です。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
■世界の母国語を大切にするための活動 8日目
今日はナイジェリアの母国語の一つ、「イボ語」の挨拶です。
おはよう = 「イボ−ラ チ」(Ibọla chi)
こんにちは=「ケヅ」(Kèdú)
こんばんは = 「エジボ イ−ベデ」(Ézígbó mgbede)
ナイジェリアは英語が公用語です。
南部の方が「イボ語 」いうのを使う人もいるそうです。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。