こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「観念すること。助けを求めること。」のお話です。
皆さんのおかげ様で生きてます(お仕事させてもらっています)、
というのを改めて実感した出来事があったので、書き記しておきたいと思います。
半年前、とあるサイトのGAを見る機会があり、
「この相談が来たら劇的にやばいな・・・」というものを見つけてしまいました。
もちろん、その場でできること、自分が知っていることについては調べました。
しかし、自分の能力と経験を超えるテーマだったので、どうしていいかも分からず・・・。
そもそもで言うと、自分が担当者でもないし、相談されているわけでもないので、
ちょっと横に置いておいたんです。頼む、来ないでくれー!と願いながら(笑)。
そして忘れたころ、やはり相談が舞い込んできました(笑)。
さぁ困りました。社会人になりたての頃のように、どう動けばいいか見当もつきません。
壁はとても高くて登れるような気もしません。
そんな時に周りからよく言われるのは、
「全部自分で解決しようと思いすぎないこと。」
「出来る人を探して自分がディレクションすればよい。」
こんな言葉です。
そうしてふと自分の周りを見渡してみると、いるではありませんか!詳しい人たちが。
先日ある方から、
「佐藤さんの出会っている人って、かなりいい人たちですよ」言われたのですが、
改めて、出会ってる人たちがすごい人たちだと気付きました。
ただ、そもそも気軽に相談していいような関係じゃないよな・・・とか、
急にこんな相談をしたら迷惑だよな・・・とか、
誰から声をかけよう・・・とか、
なかなかアクションに結びつきません。汗
でもそのままでは何も起こらないので、とにかく平謝りで声をかけてみました。
そして分かったことは、みんな優しいということと(泣)、
とにかく誰かが話を聞いてくれるだけで、盲目的な視野を広げることができることです。
例えば足を骨折した時、足が痛くてそのことしか考えられず、
周りの状況って見えなくなってしまいますよね。
それと似ていて、困難にぶち当たるとそこしか考えられなくなってしまうから、
解決の糸口も見つけようもないわけです。
ただ、たったひとこと「助けて!」と言うことができれば、
手を差し伸べてくれる人はいるかもしれないし、
誰かの意見を聞くことで、「こういう見方もあるよとか、この情報あるよ」とか、
いろんなアプローチを見出すことができます。
今回の事象から学んだことは、やばい案件に気付いたら、逃げずに「観念する」こと。
腹をくくって向き合えばアイデアに代わるし、
早くから対処すれば、解決速度も解決率も上がります。
そして、勇気を出して「助けて」ということ。
狭まってしまった視野を広げてもらい、活路を見出すことです。
何よりも大切なのは、助けてもらった分は、その人が困ったとき、別の人が困ったときに、
自分が助けてあげること。それで世界は回っているのですから。
この課題はまだまだ先が長い案件で、解決もまだ出来ていませんが、
観念したこと、助けを求めることができたことで、なんとか向き合えています。
皆さまのおかげ様です。ホントに。
いつもありがとうございます。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。