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お勧めの本:イシューからはじめよ。知的生産のシンプルな本質

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「お勧めの本:イシューからはじめよ。知的生産のシンプルな本質」のお話です。

■本の概要
マッキンゼーを経て、ヤフーCSOと慶應義塾大学SFC教授を務める著者が、
脳神経科学とマーケティングの間に身を置きながら、知的生産のシンプルな本質を追求した本。

気になる問題が100個あったら、
本当に答えを出すべき問題かつ、答えを出す手段がある問題は約1%である・・・

バリューの高い仕事とは何か。行ってはいけない犬の道とは何か。
そして、イシューアナリシスとは。 。

序章だけでも読む価値があります。


ちなみに20代の時は、読んで意味が分かったのは序章だけで、
なんとなく分かったのは1章まででした(笑)。
社会人経験が10年前後になると、全部の内容が分かるようになるかと思います。

■この本と出会ったきっかけ
どんな検索をしていてたどり着いたのか、まったく覚えていないのですが、
セレンディピティ的に、この本を紹介しているブログに出会ったことがきっかけです。

■この本の紹介理由
仕事やビジネスをしていると、いろんな問題が出てきますよね。

そして、身の回りに問題意識の高い人が一人や二人はいて、
それを解決しようと前向きな会議を設定してくれるわけですが・・・。

限られた時間の中で、ほんとにそれって議論すべき課題なんだろうか。
その課題設定って、直感的に違う気がする。

とたびたび思うことがありましたが、それを説得力もって説明できる知識も術もなく、
流されるまま時間を使ってしまうことがありました。

そんな中、この著書に出会って、「まさしくこれじゃん!」と思いました。
バリューの高い仕事をするために、ぜひ読んで欲しい1冊です。

■この本をお勧めしたい人
・生産性の高い仕事、価値の高い仕事をしたい人
・分析や事業戦略に携わるような、課題設定が肝になる仕事の人

■今回ご紹介した本について
題名:イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
著者:安宅和人
出版:英治出版
発行:2010年11月24日
価格:1,944円(税込み)


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。


■メモ

<序章>
★イシューから始めるために
「問題を解く」より「 問題を見極める 」
「 解の質を上げる」 より「 イシューの質を上げる 」
「 知れば知るほど知恵が沸く 」 より「 知り過ぎるとバカになる 」
「 1つひとつを早くやる 」 より「 やることを削る 」
「 数字の桁数にこだわる 」 より 「 答えが出せるかにこだわる」

★バリューのある仕事とは
1)生産性=アウトプット(成果)÷インプット(投下した労力と時間)
2)マトリクスで、イシュー度(横軸)×解の質(縦軸)の一番右上
<issueの定義>
A:2つ以上の集団の間で決着がついていない問題
B:根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題


<第1章>
★よいイシューの3条件
1.本質的な選択肢である
2.深い仮設がある
3.答えを出せる

※2の補足
常識を否定する、新しい構造を説明する、共通性の発見、関係性の発見、
グルーピングの発見、ルールの発見

※3の補足
気になる問題が100あった場合、
本当に答えを出すべき問題であり、かつ答えを出せる問題は全体の1%しかない。
(現在分かっているやり方、手法で答えを出せるテーマは案外少ない)※フェルミ推定

★イシュー特定のための情報収集
1.一次情報に触れる
2.基本情報をスキャンする
3.集めすぎない、知り過ぎない


<第2章>
★ストーリーラインの2つの型
1)WHYの並び立て
最終的に言いたいメッセ―ジについて、具体的なやり方を並列的に立てることで、
メッセージをサポートする。

例)A案件に投資したい
①なぜAに魅力があるのか ・・・説明
②なぜAにすべきか    ・・・説明
③なぜAを手掛けられるか ・・・説明
→だからA案件に投資したい

3つのWHYは、意思決定者の攻撃を防ぐためにも、
重要な要素を漏れなくダブりなく(MECE)で組み立てる。

2)空・雨・傘
マッキンゼーなどで使われている問題解決フレームワーク。

例)A案件に投資したい
①空 ・・・事実認識
②雨 ・・・解釈(問題の深堀り)
③傘 ・・・判断
→だからA案件に投資したい


<第3章>
分析とは比較、比べることである。
どのような「軸」で、「何と何を比べる」と、そのイシューの答えが出るのか?

★定量分析の3つの型
1.比較 (棒グラフ) ・・・何かの軸で2つ以上のものを比べる
2.構成 (円グラフ) ・・・全体と部分の比較
3.変化 (折れ線グラフ)・・同じものを時間軸上で比べること

★イメージを具体化する
1.差がある
2.変化がある
3.パターンがある

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析し、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。広報やウェブマーケティングの仕事が大好き。個人ではウェブ解析士、キャリアトランプ ダイバーシティ ナビゲーターとしても活動中。ブログでウェブ解析×キャリア支援に役立つお話や、日々の気づきを綴っています。

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