こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「写真術③第3者に内容が伝わりにくい写真 の対策」のお話です。
この記事では、以下のよくある3つの課題から、3つ目に対して対策方法をご紹介します。
<よくある課題>
その1 ブレてる・水平じゃない写真
その2 逆光・暗い写真
その3 第3者に内容が伝わりにくい写真
■ 第3者に内容が伝わりにくい写真
ずばり、フレーミングと構図で 伝わりやすさをアップしましょう!
1)フレーミング《骨組み・構成の意味》
撮影の際にファインダーを通して見える撮影範囲。
または、ファインダーを通して撮影範囲を決定すること。
★ポイント
・「引き算」。伝えたい主題に合わせて撮影範囲を引き算しましょう。
・目的や意図に合わせて撮影範囲を決める
・背景に注意する
よくある背景NG例)
人物・・・被写体の背後に柱がないか。※串刺されているように見えてしまう。
社内・・・張り紙やプリントが散乱していないか。
社外・・・セミナー受講者に配慮が行き届いているか。
野外・・・BBQなど食事イベントでは、食べ残しやゴミ袋がないか。
宴会・・・浴衣の場合は、着崩れなどしていないか。
2)構図とは
絵画・写真などで、芸術表現の要素を組み合わせて、作品の美的効果を出す手段。
魅力的な伝え方の方程式のことをいう。
★日の丸構図
真ん中に見せたいものをドンと置く撮り方。最も使いやすく、飽きられやすい構図。
★三分割構図
最もバランスがとれ、安定&美しく見える構図。
非対称的にすることで、人の目を引きやすくなる。
★トンネル構図
周囲を暗くして、中央や見せたい箇所へ目線を誘導する構図。
★サンドイッチ構図
左右または上下を挟み込むことで、見せたいものを強調する構図。
★放射線構図
奥に向かって狭くなっていく「収束点」を使って奥行きを出す構図。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。