こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「ラジオがなくならない理由2」のお話です。
※こちらは昨日の続きです
■同時に他の作業をしながら触れられるメディアである
掃除をしながらラジオを聞いたり、運転しながらラジオを聞いたり。
何かの作業をしながら、ラジオを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
まさにラジオが他のメディアと比べて優れている点は、
この「同時に他の作業」をしながら触れられる点だと思います。
例えば、テレビの音を聞きながら別の作業もできますが、
映像ありきのメディアなので、音だけでは状況が掴めないことも多いはずです。
その点、ラジオは音だけで内容が伝わるように工夫されているため、
そこが違いますよね。
また、文章の場合、読もうとしたら目を離すことはできないため、
やはりラジオに比べて他の作業はしにくいと思います。
この「手ごろさ」というのも、ラジオがなくならない理由の一つではないでしょうか。
■さらに、近年になってもラジオがなくなっていない理由
それは、従来のラジオに加えて、
インターネットを取り込んだこと(デジタルシフト)ではないでしょうか。
例えば、ラジオがスマホやパソコンから無料で聞ける「radiko.jp(ラジコ)」や、
「ポッドキャスト」といった配信の仕組みは、これまでのラジオの世界を変えました。
また、ラジオを聞いている人は、横ばいか、減っていると言われていますが、
個人配信のラジオをする人が増えていることで、そのパーソナリティを応援する人が増えてもいます。
つまり、プレイヤーが増えたことで、新たなリスナーが増えている、
だから無くならずに続いているのかなと思います。
以上、いかがでしたでしょうか?
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。