こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「MEO(Map Engine Optimization)」のお話です。
■MEOとは?
マップエンジン検索最適化のこと。
SEOは、インターネット検索において自社が上位表示するための施策を指しますが、
これの地図検索バージョンがMEOです。
2008年くらいにSEOが流行り出して、
その翌年くらいからMEOもよく聞くようになった記憶があります。
ただ、私が基本B to B向けのウェブ担当だったこともあり、
知っているけれどそんなに意識する必要がなかったので、すっかりこの観点を忘れていました。
思い出したきっかけは、グループ会社の業態がB to Cで助言を求められたから。
店舗を持つ会社にとってはMEOはとても重要なので、
基本の対応はぜひやっておきましょう。
■Googleマイビジネスに登録しよう
一番最低限の対応は「Googleマイビジネス」に登録することです。
https://www.google.com/intx/ja/business/faq.html
こちらはGoogleの事業者向けサービス。
例えばインターネット検索で会社や店舗を検索した時に、
右側に出てくる会社や店舗情報がそれです。
登録した覚えがないけれど会社やお店が出てくるよ、という場合は、
Googleがその存在を認識して自動的に情報を表示しています。
※その場合、掲載情報の下の方をよく見ると「このビジネスオーナーですか?」というコメントが出ています。
■メンテナンスを忘れないように
Googleマイビジネスに登録したら、登録しっぱなしにならないように注意が必要です。
例えば、社名や住所が変わったり、電話番号が変わったりしたら、
メンテナンスが必要になります。
そうでないと、検索ユーザーに誤った情報を提供してしまうので、
くれぐれもご注意くださいね。
あと、店舗数が50とか、100とか、1000とか、大きい事業者さんは、
自分たちで登録するのも大変なので、Googleマイビジネスの代行業者もご検討ください。
あるいは、自社でGoogleマイビジネスに掲載する情報を、
登録・更新できるアプリケーションも世の中にはありますので、
そういったサービスを選択するのもアリかなと思います。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。