こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「 CMSの目的はページ更新ではなくマーケティング 」のお話です。
今週のブログでは、CMS運用が止まってしまう理由を全4回に分けてご紹介しました。
私の経験談を総括させていただくと、IT活用がうまく行かない場合、
人間関係、プロジェクト体制、仕様設計、定着のさせ方、いずれかに課題があります。
これはCMSに限ったことではなくて、社内のシステムとか、何だって共通します。
ぜひいろんなシーンに当てはめて考えていただけたらと思います。
最後に、CMSの目的についてお話しますね。
そもそも、CMSを導入する目的ってなんでしょうか?
ウェブサイトのページ更新をコストを押さえて簡単にできるようにする、
そんな印象が強いかもしれません。
しかし、ウェブサイトのページを増やすということは、
ウェブマーケティングの導線にも変化を加えるアクションなのです。
これを意識せずにページを増やしていってしまうと、
もともと想定していたストーリーや導線を崩してしまう可能性があります。
逆に、それを理解してページを更新したり増やしていくことができたら、
良いマーケティングができるサイトを育てることにもなります。
ということで、CMS運用に携わる方は、
ウェブマーケティングについて学んでみたり、知識を付けられることをお勧めします。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。