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CMS運用が止まってしまう理由(2)

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「CMS運用が止まってしまう理由(2)」のお話です。


■ プロジェクト体制

★そもそも必要な人がプロジェクト体制にいない、承認ルートに不備がある

誰のチェックもなしに、コンテンツを配信することはまずないと思います。
つまり、しかるべきルートを通って、そのコンテンツが承認され、配信されますよね。

しかし、プロジェクト体制に名前がある人が「なぜ自分がやるのか?」意味が分からなかったり、
そこに必要な人が漏れていたり、承認ルートが間違っていたりすると、
当たり前ですが途中で止まってしまうんです。

よって、しっかりプロジェクト体制は関わる人の合意をとること、
登場人物の漏れをなくすこと、承認ルートを全体の共通認識にしておくことが大切です。


★運用担当の変更・不在になった際に、引継ぎがうまく行っていない

ポイントは、「なぜやるのか?という目的」と、「実作業」の両方が後任に伝わっていること。
なぜなら、どちらか一方でも欠けてしまうと、人は動けないからです。

よくある対策としてマニュアル作成があると思いますが、
マニュアルを作るだけではだめですよ。

相手に伝わらないと意味がないですから。
マニュアルを作ることが目的になってしまわないように注意しましょう。

あとは、「マニュアルに書いてあるので見てください」も注意が必要です。

ロボットならそれでもできますが、人間には「感情」があります。
仕事だから言われたらやるのが当然かもしれません。でも、それでは人の心は動きません。

あとは、どんなに小さい会社で人が少ないと言っても、
CMS運用について知っている人を少なくとも2人以上は作りましょう。
(1人だけしかいない場合、その人に何かあったら何もかも闇の中になります)


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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