こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「 ABM(Account Based Marketing) 」のお話です。
■ABM(Account Based Marketing)
ABMとは、アカウント(=企業)にフォーカスしたマーケティングのことです。
具体的には、購買履歴データ等を元に、売上が最大化する具体的な企業を定義して、
個別にアプローチを行っていきます。
もともと日本や海外にも概念としては存在していましたが、
ABMとして認知されたのはここ最近のようですね。
ABMの良い点は、いわゆる狙い撃ち施策なので、人的リソースを集中でき、
マンパワーが不足している中小企業でもトライしやすい点です。
例えばMAを機能させようとしたら、経験則的にこんな条件が必要です。
・10人の専任チーム(PJマネジメントで1人、ツール運用担当が1人、コンテンツ制作担当8人)
・5,000件以上のハウスリスト
私の会社はハウスリストはある会社だったのですが、
担当が私1人で、しかも広報と採用と庶務を兼任していたこともあり、
トライはできましたが、満足いくほどに機能させることは無理でした・・・。
基本的なターゲット設定とか、シナリオ作りなど、考えるべきフローは一緒なので、
ABMで全体ストーリーを設計できてから、MAにチャレンジする方が
個人的にはいいのではないかなと思っております。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。