こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「マーケティングオートメーション(MA)」のお話です。
■マーケティングオートメーションとは
マーケティング活動をテクノロジーによって自動化することをいいます。
2000年代に米国で普及し始め、2014年ごろから日本でも話題が増えるようになりました。
マーケティングオートメーションでは、以下の3つのプロセスを踏みながら、
「リード獲得(見込み客獲得)」を軸に設計していきます。
・見込み客を集める = リードジェネレーション
・見込み客を育てる = リードナーチャリング
・見込み客を選別する = リードクオリフィケーション
(私自身も簡易的なマーケティングオートメーションツールを使いながら、
トライしてみたことがあります。このお話はまたいつか・・・)
ちなみに、マーケテイングオートメーションに注目が集まるようになってきた背景は、
ざっくりこの3つがあるかなと私は思っています。
1)インターネットが普及し、顧客の購買行動が劇的に変わってきたこと
2)遠隔でもコミュニケーションが行えるテクノロジーが進化したこと
3)マスマーケティングから、One on Oneマーケティングに変化してきたこと
1)については、ハーバード・ビジネスレビューの情報によると、
営業マンと出会う前に購買プロセスの約60%が終了している、といった例があります。
2)については、電話、FAX、Eメールだけではなく、
ビデオ会議(ウェブ会議)を安価で行えるツールが登場したことも大きいと思います。
3)については、例えば旅行の企画なども、単価1万円の企画を1000人に売るという施策から、
単価10万円の企画を100人に売る、こんなものにシフトしてきていると思います。
ただ、3についてはマーケティングオートメーションの考え方だけでは、
対応しきるのは難しいのが現状です。
そこで「アカウントベースドマーケティング(ABM)」も併せて考えるといいのでは?
そんな意見が数年前から言われるようになってきています。
次回は、ABMについてご紹介しますね。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析し、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。広報やウェブマーケティングの仕事が大好き。個人ではウェブ解析士、キャリアトランプ ダイバーシティ ナビゲーターとしても活動中。ブログでウェブ解析×キャリア支援に役立つお話や、日々の気づきを綴っています。
Array
マネジメント2021.01.23自分の仕事について内省する
英語トピック2021.01.22日英プレゼンの基本の「キ」セミナーに参加しました
英語トピック2021.01.21学んだことをTipsにまとめるって素敵
ウェブマーケティング2021.01.20ワークマン式「しない経営」4000億円の空白市場を切り開いた秘密