こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「アクセス解析セミナー 第三講座の振り返り」のお話です。
※このブログでは、オフラインのみの情報は伏せて、
セミナーを受けて私が何を思い、どういう行動をしていこうと思ったか?を書いています。
■第三講座
「説得力のある分析レポートにするための実践テクニック」
亀井 耕二 さん(ウェブ解析士マスター)
■レポートとプレゼンは違う、資料の用途(本来の目的)を忘れないこと
ウェブ解析の仕事の中に、サイトのアクセス解析レポートがよくあります。
そして、レポートを作ったあと、その多くはユーザーに対して説明が行われるので、
パワポで作る人も多いかと思います。
しかし、そもそもレポートとプレゼンは違うもの。
具体的には、レポート資料は黙読しても伝わる、プレゼン資料は話を聞かないと伝わらないなど。
それを分かって作らないといけないよ、という、
当たり前のことを当たり前にするという大事さにハッとしました。
■分析の視点を明確にする(前提条件を説明する)
例えば、○○コンテンツに課題があると仮定した場合は、
○○ということが言える。など。
この前提条件がないと全く話がかみ合わなくなってしまうので、
必ず事前の提示が必要だなと感じました。
■良いレポートのポイント
こちらはポイントを箇条書きでメモしておきます。
1)分析レポートを通じてどのように自らの問題を解決しているのかを想定する。
2)事実を言い、意見を言い、提案を入れる。
3)ユーザーがするべき行動を入れる。(読んだ人は何をしたらいいか分からない)
4)良い点を認める、レポートそのものに好意をもってもらう。
(それだけで、読み手の理解度はグーンと上がる)
5)ポジティブな表現にする。
6)具体的な数字を入れる。
レポートは形容詞が増えがち。多い、少ない、重い、軽い、
それだけでは伝わらない。
7)目次を工夫する。
最も力をいれるべきポイント。
章立て、索引が具体的、全体の流れ、ボリュームが分かる。
8)レイアウトに工夫がある
参考になるのは、受験対策の参考書。
9)関連ページが参照しやすい、印刷(白黒)を考慮して作る
10)図表にコメントを入れる
11)誤字脱字がない
12)ページの最後にまとめがある
伝えたいことを再度伝えることで説得力が増す。
13)氏名と連絡先は必須!
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。