こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「聖者たちの食卓」のお話です。
昨日、ドキュメンタリー映画『聖者たちの食卓』を見ました。
舞台は、インドのシク教徒の聖地であるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>。
ここでは毎日10万食のカレーが人種・階級・宗教に関係なく無料で振舞われており、
映画ではその「聖なるキッチン」の裏舞台に迫っています。
毎日10万食を、誰もが平等に、無料で。
それだけでも驚くべきことですが、
500年以上前から受け継がれている文化であることや、
この運営がボランティアで行われているという点にも驚きました。
一体どうやって?
誰が?
何人で?
そもそもなぜ?
資本主義経済だけでは説明しきれない、
本質、想いやストーリー、数値化できない価値が、
この聖なるキッチンにはギュッと詰まっているような気がしました。
この映画は約60分で、ナレーションは一切ありません。
聖者たちの日常を、映画というメディア(媒体)をもとに共有し
その解釈は受け取り手次第、という作品です。
私の目には、ひたむきに作業をこなしていく人々がとても神々しく見えて・・・。
食を通してあらゆる人がつながりあっているさまは、
人が本来忘れてはいけない何かを思い出させてくれるようでした。
この食堂が、これからもずっと使われ続けることを願います。
今日はここまでです。
またブログでお会いしましょう。
<Youtube予告編>https://www.youtube.com/watch?v=MnQcl540zos&feature=youtu.be
<ウェブサイト>http://www.uplink.co.jp/seijya/
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。