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うっかりWordPress 5.0デビュー

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は「うっかりWordPress 5.0デビュー」のお話です。

先日、いつも通りブログを書こうとWordPressを立ち上げると、
「新しいWordPressがなんちゃらかんちゃら・・・」というポップが出ていて、
ふとボタンを押してしまった私。

なんか今まずいことした気がする・・・。
と思ったら、エディターが激変してしまったではありませんか(笑)。

うわー!元に戻したい!と一瞬は思ったものの、
調べてみるといずれはこの新エディターに移行されるようなので、
まぁ、このまま行こか。と使っております。

実際どうかというと、ネット上ではポジティブな意見が少ないようですが、
私は意外と新エディターを便利に使っております。

というのも、ガッツリ開発していないので、大きな影響が出ていないのと、
基本的に前向きで良いところに目が行く性格であること、
何よりすぐに新しい環境に適応してしまうタイプ(?)ということもあり、
すでに新エディターけっこういいじゃん、と思っています。

では、実際使ってみた感想を書きますね。

Contents

そもそもの注意点

私はやってしまった派ですが、ご存知の通り新しいものは色々起こるものです。

ビジネス利用されている方は特に致命的になるかもしれませんので、
新エディターのご利用はくれぐれもご注意ください。

・アップデートをする場合はリスクを覚悟しましょう
・アップデートを実施する前に必ずバックアップを取っておきましょう
・5.0に対応していないテーマやプラグインがあると大変なことになるかも
・旧エディターに戻す場合は「Classic Editor」というプラグインがあります
・しばらく静観しておくのが一番確実かもしれません

新エディターの印象

見た目の印象が結構変わったように感じるので、初めは抵抗感があるかもしれません。
ただ、落ち着いてよくよく見ると、右側のメニューとか案外旧エディターと似ていたりします。

感じ方は個人差があると思いますが、意外とすぐ慣れちゃうんじゃないかなと思います。

※余談
現在は全て日本語に直っておりますが、実はリリース直後、
右側のメニューの80%が英語で、日本語が少し混ざっている状態でした(笑)。

まじかー!と思ったものの、これからは英語でやれるようになれってことかな、
と受け止めて、記事を書きました。でも日本語に直ってて良かった~。

新エディターの特徴

ブロックという概念ができた

旧エディターは、「タイトル」と「本文」の2つの構造でしたが、
新エディターは本文を「複数のブロック」で構成するコンセプトになっているのが特徴です。

ちょっと見にくいかもしれませんが、
下記画像の青い線で囲ってある部分が「ブロック」とやらです。

※ブロックの右上の角に、そのブロックがどういう要素なのか?
「段落」とか「見出し」とかが表示されます。

WordPress 5.0 ブロックのイメージ

ちなみにどうするとブロックが生成されるかというと、
何か文章を書いてみて、Enterキーで改行すると新しいブロックができます。

ブロックを分けたくない場合は「shift+Enter」で改行すると、
同一ブロック内で文章を作ることができます。

ブロック単位でリボン(いろんな機能)が表示される

旧エディターでは、見出しの設定や太文字にするリボンは、
画面上部に固定されていました。

新エディターでは、リボンがブロック単位で表示されます。

WordPress 5.0 ブロックごとのリボンイメージ 

当初はブロックの上にいちいちリボンが表示されると鬱陶しいと感じましたが、
これが使ってみると案外便利なんですよ。

これまでは画面上部のリボンまでマウスを動かす必要がありましたが、
ブロック単位でリボンがすぐ近くにあるので、ササッとできちゃうんです。

ブロックから画像追加もかんたん

画像を追加する場合は、新しいブロックをEnterで出現させると、
右端に写真マークが出てくるので、ここから画像を追加します。

WordPress 5.0  画像の追加イメージ

画像の追加を押すと、アップロード画面がでてきます。

WordPress 5.0 画像のアップロードイメージ 

この後はいつも通りファイルを選択すると画像が挿入でき、
最小限のマウス動作で作業ができます。

ブロック単位で文字や画像を入れ替えられる

ブロックの左側に縦カッコのマークがあるのですが、
こちらを押すことで、ブロックの順序を簡単に入れ替えることができます。

やっぱりこの文章の前にこの画像を表示させよう、といった時に便利です。

WordPress 5.0 文字の入れ替えイメージ 

その他

アップロードした画像をクリックすると、簡単にキャプションが入力できます。
これ、以外に便利です!

・・・と言った感じで、新しいエディターに慣れてきてしまった私ですが、
「ああっもう!」と思ったことは、文字を消す時と、文字のコピペです。

例えばまとめて文字を消す時に、
これまでと同じように文字選択してバックスペースで消したりすると、
ついでに他のブロックも選択してしまって一斉に消えることがあります。

また、文字をコピペした時に、エディターの動作が遅い(?)ことがあり、
「あれ、コピペできてないのかな」と思って、Ctrl+Cを連打すると、
もれなくブロックが量産されます(笑)。

これも「ブロック単位で編集する」というのに慣れると何でもないですが、
初めは、「ああっもう!」と思うかもしれません。

過去の記事はどうなった?

そもそもWordPress 5.0に搭載されている新エディターの名前は、
「Gutenberg(グーテンベルグ)」というそうです。

グーテンベルクって、あの活版印刷の方かな?と思ったら、どうもそうらしい。
文字の世界に革命的インパクトを与えたい、ってことなんでしょうね。

本題に戻りますが、過去の記事って、いったいどうなったんでしょうか?

グーテンベルクでは、既存のコンテンツを「クラシックブロック」として扱うそうです。
試しにアップデートする前の記事をみたら、こうなってました。

赤枠の中には「クラッシック」と書かれています。

WordPress 5.0  クラッシックブロックのイメージ

どうやら本文は、「一つのブロック」として認識されているようです。

過去記事を編集する方法は、「HTMLとして編集」を選ぶか、
「ブロックに変換」で新エディターに適応させるかのいずれかのようです。

こっちについては恐ろしくて触っていません(笑)。
いやいや、絶対なんか「ぐっしゃぁー」ってなるのが目に見えてますので。
また時間のあるときにでも触ってみます。

まとめ

WordPress 5.0の新エディター、グーテンベルク。
メリットとしては、旧エディターより少ないマウス操作で、
記事が早く作れる感触があります。(慣れるまでは大変かもしれませんが)

デメリットは、新しいものはいろいろ起こるものなので、
ガッツリ開発しているサイト、テーマやプラグインが対応していないサイトは、
えらい面倒なことになってしまう可能性があります。

ただ、これはどんなサービスでもつきものですので、
やいやい言いながらも、開発元もユーザーも力を合わせて、
一緒にいいものを作って行けばいいのではないかと思います。

そして、「なんか見たことないものが増えているな」と気づきながらも、
触っていないものもあるので、私もボチボチ触ってみようと思います。

もしケイチャンネルに訪れたときに、「ぐっしゃぁー」って崩れていたら、
挑戦の証として受け取ってください(笑)。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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