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英語で相手にコミュニケーションする気があることを伝える2つの工夫

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「英語で相手にコミュニケーションする気があることを伝える2つの工夫」のお話です。

<今日のお話の結論>
英語で相手にコミュニケーションする気があることを伝える2つの工夫は、

「笑顔で、目を見て、大きめの声で話しかける(挨拶する)」
「相手のパーソナリティーについて関係する話やキーワードを言う」

というものです。
どうしてそう思ったのか?私のエピソードを元にご紹介しますね。

Contents

■体験談1「国内での出来事」

昨日、愛知県のイベントで、ファシリテータのお仕事をしてきました。

どんなお仕事かというと、5人グループのディスカッションをうまく進行させるお役目です。
具体的には、全員がバランスよく発言と意見交換できること、
時間内にグループの結論をまとめるといったものです。

今回のお題は、「部下がイキイキ働けるマネジメントのあり方」について。

有意義な時間と空間づくりができるか、
ちゃんとお役目を果たせるのかドキドキしていたところ、
自分のグループに海外の女性が1名加わることになりました!

日本語圏でも、英語圏の方でもなさそうです。

日本語でも意見をまとめるのがヒヤヒヤなのに!
こっそりその方のメモを見ると、メモは全部英文でした。

一瞬にして死亡フラグ(笑)。
あぁ、もう自分はダメかもしれない・・・。

ディスカッション開始と同時に、なんとかコミュニケーションを取らねば!と、
「Hello!Do you speak English or Japanese?」と聞いたところ、

「日本語、しゃべれマース」

とお返事が返ってきて、「セーーーーーーーーーフ!!!」
心の声が思いっきり口から漏れて赤面(笑)。
(おかげで場も明るくなったので、良しとしましょう。)

彼女は詳しいことを話す時は、母国語や英語の方が良さそうでしたが、
日本語も大丈夫そうで一安心。。

また、彼女の「私はタイ人です」という言葉を聞いて、

「タイ!?私、タイ行ったことあります!!!えっと、、サワディーカ!(タイのあいさつ)」

とテンパりながら答えると、明るい笑顔が返ってきて、ホッ・・・。
その後のグループセッションも無事終了できました。


帰りの電車の中で、自分の行動を客観的に振り返った時、

「なんでタイに行ったことをアピールしたんだろう?」
「なんでサワディーカと言ったんだろう?」

ふと疑問に思い、その深層心理(脳内)をだどって行ったところ、

「最近出会った海外の人たちが、私にしてくれたことだった」

ということに気が付きました。

■体験談2「海外での出来事」

例えば先月、ドバイ行きの飛行機でコロンビア人の男性と隣になった時、

「Hello!コニチワ!」
「I went to GIFU.(岐阜に行ってきたよ)」と言われたり。

ドバイからリスボンへ向かう飛行機でナイジェリアの男性と隣になったときは、

「Hello!Are you Japanese? (こんにちは、あなたは日本人?)」
「I don’t know the Japanese greetings.(日本の挨拶は分からないなー)」
「How do you say hello in Japanese?(日本でHelloはなんていうの?」と聞かれました。

リスボンのWeb Summitでは、

「Hello!Did you come from Japan?(こんにちは!日本から来たの?)」
「Japanese anime is also famous here. (日本のアニメはこっちでも有名だよ!)」
「My friends love Japanese anime.(俺の友達が日本のアニメ好きだよ!)」と言ってくれたり。

シンガポールのタクシーの運転手さんは、
「Hello!Are you Japanese?(こんにちは!あなたは日本人?)」
「I have been to Hokkaido. (私は北海道にいったことがあるよ)」
「Hokkaido is a nice place!(北海道はいいところだね!)」と言ってくれました。

どの人も、笑顔で挨拶をしてくれた後、
私のパーソナリティーに関連する話やキーワードを入れて話をしていたのです。

それに対して自分は、何とも言えない安心感や、不思議なつながりを感じて、
本当に嬉しかったのです。
そして、なんとか自分も応えなければ!そんな気持ちになりました。

これって、日本語の時には自然とできることかもしれませんが、
いざ英語となるとテンパったり、相手の国に対する知識や情報がなかったり、
自信がなくなったり、恥ずかしくなったりして、案外できなかったりするんですよね。。

しかし、最近のさまざまな体験を通して、
私自身、自然とそういう態度がとれるように変化しているようです。

(でも、隣に知り合いがいると、恥ずかしくてできなくなっちゃうんですけどね!笑)

■まずは日本語から意識しよう

まずは普段使っている日本語が、やっぱり大切です。
気持ちよく挨拶をしたり、相手に関心をもった投げかけをすることが大切だと思いました。

日本語で感じの悪い人が、英語で感じよくできることは、まずないと思いますし・・・。

それから、世界には国連加盟国で数えると、193か国あるそうですので、
1カ国1トピックを知っていれば、何か相手とのつながりを見出せる、そんな風にも思いました。

こうなったら、全部の国の「こんにちは!」だけでも覚えてしまったらいいのかもしれませんね。

でもそれは大変だ・・・という場合は、
ナイジェリアの彼から学んだことを活かしたいと思います。

それは、知らなくても「聞く」というコミュニケーションをすればいい、ということです。

「How do you say hello in ●●?(●●でHelloはなんていうの?」

これで相手に関心を持っていることをやさしく伝えられますし、
ついでに言葉も覚えられますので、一石二鳥ですね!

皆さんも良かったら参考にしてください。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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