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デジタル遺産を考える

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「デジタル遺産を考える」のお話です。

 

Contents

■デジタル遺産とは?

みなさん、『デジタル遺産』、って聞いたことありますか?

まず、『遺産』は皆さんご存知の通り、亡くなった方が残していった財産のことです。
服だったり、本だったり、貯金や家も遺産です。

一方、『デジタル遺産』は、その言葉のとおりデジタルな遺産のことです。

スマートフォンの中の写真だったり、クラウドに上げているデータ、
SNSのアカウント、ネットバンキングなどが当てはまります。

遺産とデジタル遺産、何が決定的に違うかというと、
物と違って発見されにくい点です。

仮に、今この瞬間、みなさんが亡くなったらどうなりますか?

お蔵入りするものって、きっとたくさんありますよね(笑)。

若い方は特に、自分が死ぬ可能性を考えることってあまりないかもしれませんが、
人間って死亡率100%なので、誰にでも起こる問題なんです。あまり考えたくないですが。

残された人のことを考えて、次のことは最低限やっておきましょう。

 

1)自分が登録しているサイトやアカウントの一覧の整理

●●でアカウントを持っている、というのが分かるだけでも、
残された家族からしたら手掛かりになります。

ただし、一覧でアカウント名やパスワードを一緒に管理する場合は、
めっちゃくちゃ機密情報ですので、取り扱いにはご注意ください。

例えば、Excelでデータを作った場合、パスワードをかけずにデスクトップに置いておくとか、
一覧のデータを印刷して、すぐ目に付くところにおいておくとか、絶対だめですよ!

 

2)金融商品・変会費などが自動で発生するものは家族と共有しておこう

例えば、FXは比較的安全(セーフティーネット)であると言われていますが、
それでも市場は急騰したり、急落したりすることもあると思います。

また、ハイリスクハイリターンで設定していた場合、
いい風に転べばいいですが、悪い方にいったらえらいことになりますよね。

価格が急落して大きな損害が出た場合、遺族がその埋め合わせをしないといけないわけですから。

また、年会費などがかかるクレジットカードも同様で、知らずに費用が発生してしまい、
本来なら払わなくていいものを遺族が払うことになってしまいます。

内緒で口座を持っている方!いらない置き土産をしないように気を付けてくださいね。

 

今日はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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