こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「楽しく書けるようになるための3つのステップ ②」のお話です。
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■Step2「自分の意見に素直になること」
自分の意見を持っているようで、案外持っていないのが人間です。
その意見、本当に自分の考えですか?
「世間の人や周りの人たちが言っていることを、そのまま自分の意見と思いこんでいませんか?」
「家族や大切な人たちが望んでいることに、自分の意見を合わせていませんか?」
これを認めるのは案外ショックなことかもしれませんが、
自分の意見だと思っていたものは、案外自分の意見ではないこともあります。
私がこれに気づいたのは大学の時。
友人たちと、山に遊びにいくか、川に遊びに行くかで話し合っていた時、
私は「みんなが行きたい場所が私の行きたい場所」と思っていました。
それに、どっちも楽しめる自信はあるし、「どっちでもいいが自分の意見」だと思っていました。
しかし、それを聞いた友人が、こんな投げかけをしたのです。
「本当にそう思っているの?本当は行きたい方があるんじゃないの?
もっと自分の意見を大事にしてほしい。さぁ、正直に意見を言いなさい(笑)。」
私はこの友人たちがとても好きで、一緒にいたいと思っていたので、
輪から外れたくない心理から、こうなってしまっていたようです。
そうして気が付いたのです。あぁ、私は今まで他人の人生を歩んでいたんだな、と。
小さいころ、私は書くことが苦手、と言うより嫌いでした。
なぜか?きっとそれは、出力された文章が「本当の自分」ではなかったから。
会話は流れていくので、証拠も残らず、いつか忘れられます。
しかし文章って明確に見えますし、形に残るので、その現実を突きつけられるんですよね。
自分に素直になれた時、書くのは楽しくなる。
文章で出てくる自分と、内なる自分が「≒」あるいは「=」になったとき、
書くことは圧倒的に楽しくなってきます。
つまり、自分の意見に素直になるには、等身大の自分になる必要があるのです。
そのためには、誰かと比べないこと。誰かが望む自分を演じようとしないこと。
口で言うのはカンタンですが、けっこう難易度高い内容です(汗)。
私もこの状態になるのにそこそこ時間がかかってしまいましたが、
慶応大学の前野教授の幸福学や、キャリアトランプなどは、ヒントになると思います。
自分の意見に素直になることが第2ステップです。
第3ステップは、自分の思い通りに書ける練習をすること。
「楽しく書けるようになるための3つのステップ ③」を続けてご覧ください。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。
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