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膨大な情報をまとめる際のアプローチ方法

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「膨大な情報をまとめる際のアプローチ方法」のお話です。

※こちらのお話は「アピールを行う上での基本メソッド『4ライズ』」の関連記事です。

 

お仕事の中で「情報収集」を行うことってありますよね?

例えば、展示会に行ったり、セミナーに参加したり、企業視察に行ったり。。
きっと多くのビジネスマンが行う活動の一つかと思います。

この際に、情報収集の時間が2時間とか6時間といった場合、
まとめるのが大変でも何とかなるのではないかと思います。

しかし、これが海外出張などで40時間(8時間×5日)だった場合はどうでしょう?

膨大な情報量ですが、かといって報告する時間は短時間の情報収集と大差なかったりします。
しかしコストもかかっている分、内容のない報告なんてできないですよね。

そこで今回は、膨大な情報をまとめる際のアプローチ方法を2つご紹介します。

 

Contents

■アプローチ方法は2種類ある

(1)OUTPUTを決めた上で、INPUTをする

OUTPUTとは、レポートや報告会などの成果物のこと。INPUTとは、情報収集そのものを指します。

料理で例えるなら、「カレーを作ろう!」とOUTPUT(成果物)を決めておいて、
それに必要な材料(ジャガイモとか、お肉とか)をINPUT(情報収集)しようということです。

メリットは、OUTPUTが決まっている分、仕上がりが早く、初心者でも作りやすい点。

デメリットは、INPUTを限定してしまう分、関係が薄い良い素材に目が入りにくくなる点です。

(実は、高級食材フカヒレが近くにあったのに、カレーと決めたので目に入らなかった。)
(また、カレーと決めてしまったけれど、もしかしたらもっと良い料理ができてかもしれない。

 

(2)INPUTできたものから、OUTPUTを考える

こちらもお料理で例えると、入手できた素材(ジャガイモ・玉ねぎ・牛肉等)というINPUTから、
じゃあカレーなら作れるかな、とOUTPUTを決めて作ることです。

これは、冷蔵庫の素材を見て、
美味しい料理が作れるノウハウと似ていると思います。

メリットは、INPUTの素材を活かした、良いOUTPUTを出せること。

デメリットは、熟練者でないと、何を作ったらいいか分からなくなってしまう可能性がある点です。

 

■ステージに合わせて選択しよう

個人的には、初心者は(1)からやる方が良いと思います。

まずは、型にはめて学んでみようということですね。
OUTPUTの形は、先輩とか経験豊富なメンバーと相談するとよいと思います。

ではベテランになったら(2)がいいかというと、
実はこの2つのアプローチの「真ん中」が一番良いと思っています。

つまり、「OUTPUTの想定はカレーだけれど、もっと良いINPUTがあったら別の料理にしよう」と、
ゴールイメージを持っていながらも、手に入れた素材次第で柔軟に料理を変えるというものです。

ベテランになれば(2)でもできますが、
事前の計画があるかないかで、やっぱりOUTPUTの質って変わると思います。

 

以上、いかがでしたでしょうか?
明日は、「膨大な情報をまとめる際のメソッド」をご紹介します。

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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