こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「海の向こうの友人に勇気をもらえた話」のお話です。
ウェブ解析士会議2018で、Garyさんという方に出会いました。
GaryさんはIT業界のB to B部門で、
Webやデジタルマーケティングに携わって10年になる方です。
WACA Award 2017で受賞され、当日はシンガポールから来日してくれました。
当日、通路を挟んで隣の席に座られていたのですが、
私はめっぽう自分にも英語にも自信がなく、話しかけられずにうじうじしていたところ、
「Congratulations!」と笑顔で名刺交換をしようと言ってくれました。
その後、お礼メールを送ろうかと思ったのですが、
失礼なことを言ってしまってもいけないし、またもやうじうじしていたところ、
Garyさんから「翻訳がうまくいくことを願います」という一言とともに、
英語と日本語の両方が書かれたメールが届きました。
この時、正直なところちょっと涙が出ました・・・。
多くの人は英語が話せて当然でしょ、と思っているのではないかと勝手に思っていて、
そういう無言のプレッシャーに押しつぶされていた自分がいたのですが、
日本語も尊重してくれたGaryさんのメールには、
とても親切で優しい人柄が出ていました。
本当にちょっとしたことなのですが、人間ってちょっとしたことに全てが出ますよね。
うじうじしていた自分が本当に恥ずかしくなりましたし、
言葉が通じる通じないは関係なく、
きちんと人と人とのコミュニケーションしたいと思いました。
そこで、会社にいる海外インターン生に協力してもらって、
私の英文に失礼がないかを見てもらい、
お礼の気持ちを伝え、Garyさんの書いた記事URLを教えていただくことができました。
(Afdal君、手伝ってくれてありがとう!)
Garyさんの記事を全て読みましたが、とてもすばらしい記事だと思いました。
私もIT業界でB to Bの仕事をしていますが、
社内外ともにデジタルマーケティングの話題が尽きません。
しかしそこに欠けているのは、
「それが本当に自分たちのビジネスに適しているのか?目的は何か?」という点です。
B to Cなら全体的なマーケティング戦略の中で
デジタルマーケティングを検討する理由があると思いますが、
B to Bはケースバイケースだと思います。
人々はつい投資収益率(ROI)や、
見栄えはよいけれど実はあまり役に立たないSNSの指数に踊らされてしまうこともあります。
大切なのは、さまざまな専門用語や流行に踊らされないこと。
漠然とした課題に頭をかかえて困惑するのではなく、
考え抜く時間を割いて、小さな課題に分解してトライしていくことだと改めて思いました。
日本だけでなく、世界中の友人たちと国を超えてさまざまな知見を交換できるようになれたら、
きっとあらゆる課題が解決できることでしょう。
そう思うと、とてもワクワクしてきました。
ウェブマーケティングを担う一人の人として、Garyさんの記事はとても勇気をもらえました。
あなたに出会えたことに感謝します!
今日はここまでです。
またブログでお会いしましょう。
☆Garyさんの記事はこちら>>https://www.waca.associates/en/author/garytkq/
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。