こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「メールマガジンの内容とキャラ設定をしよう」のお話です。
Contents
■メルマガの配信内容を決めよう
コンセプトが固まったら、メールマガジンの配信内容をもう少し具体的にしていきましょう。
ポイントは、ターゲットとなるお客様から「役立つ」「面白い」と感じていただけることと、
「いまの自分たちができるコンテンツ」の接点を探すことです。
まずは、思いつくものを箇条書きで書いてみます。
そしてポイントとなるのが、「配信割合を決めてみる」ということ。
例えばこのような感じです。
・現場改善のノウハウ 70%
・自動認識ニュース 10%
・身近なIT技術 10%
・会社からのお知らせ 10%
実は、初めはテーマだけ決めて、配信割合のことは考えずに運営していました。
そんな時、たまたまZIP-FMの担当者さんとお話をする機会があって、
「ラジオ番組は、放送するテーマとその割合が決まっているんだよ。
気づかない間に、視聴者の方に流す情報が偏ってはいけないからね。」
と聞き、「これってメールマガジンにも当てはまるのでは?」と思ったのがきっかけです。
割合を決めておくと、配信内容をコントロールする一つの指標にもなりますし、
お客様の反応によって、割合を調整したりもできますので、お勧めです。
■キャラクターを設定しよう
コンセプトを決める際、「誰に、何を、どのように」を決めようというお話をしましたが、
案外大事なのが「誰が」という部分。
例えば同じアドバイスでも、誰から聞くかで納得度って違ったりませんか?
それと同じです。
また、会社を人のように扱う「法人格」という言葉を知って、
じゃあメールマガジンの送り主も人格を創ったらいいのではないかと思い、
こんな設定を考えてみました。
★Polite&Friendly
丁寧だけどフレンドリーな、親しみやすい人格であること。
SPEC(素直、前向きな姿勢、何事も楽しむ心、溢れる好奇心)を持っている。
SPECとは、私たちの考える「理念を実現するために必要な人財の基本的な資質」のことで、
Sincerity(素直・誠実)、Positive(前向きな姿勢)、Enjoyable(何事も楽しむ心)、
Curiosity(あふれる好奇心)の頭文字をとったものです。
ここから発想して、もう少し具体的に人物像を作っていきました。
「S」 どんな意見や相談でも、受け入れてくれる頼りになる人
「P」 現場改善に対して、前向きな気持ちにさせてくれる人
「E」 楽しい文体で、読む人を楽しませてくれる人
「C」 好奇心が刺激される、新しい情報やトレンドを教えてくれる人
このように人格を定義しておけば、運営担当が変わったとしても、
一貫したキャラクターでコンテンツ提供ができるのではないかと考えました。
■自分のパーソナリティを加えよう
また、お客様に親しみを持っていただくために、もう一つ工夫をしました。
それは、「自分のパーソナリティを1つだけ加える」というものです。
その方が、運営担当の持ち味が活かせますし、リアリティがあるかなと思ったのです。
私の場合は食べることが好きだったので、季節の食べ物の話とか、
たとえ話はいつも食べ物にするとか、そのような自分の要素を入れていました。
この部分はセルフブランディングをどうするか?にもかかわるので、
演じたい自分を入れてもいいのですが、お勧めは等身大の自分にすることです。
その方が、たぶん長続きします。
今日はここまでです。
またブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。