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お勧めの本:プレゼンは「目線」で決まる

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、お勧めの本「プレゼンは「目線」で決まる」のお話です。

Contents

■この本の紹介理由

ビジネスマンになると何かとプレゼンテーションを行う機会がありますよね。
そして、「どうやったら伝わるプレゼンになるんだろう?」
と多くの人が試行錯誤されていると思います。

私もその一人な訳ですが、仕事の関係で著書の西脇さんのことを知り、
本を読んでみたらとても分かりやすくて、登壇するたびに助けられていますので、
皆さんにもご紹介したいと思います。

■著者について

西脇 資哲(にしわき ともあき)
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員/エヴァンジェリスト
1969年生まれ。岐阜県出身。
日本オラクルに入社後、マイクロソフトに入社し、
マイクロソフト製品の日本人エバンジェリストとして活躍。
独自のプレゼンメソッドが口コミで広がり、
年間250講演、累計5万人・200社以上が受講するセミナー・講演を開催。
2010年よりエバンジェリスト養成講座を開催、定員が足埋まる人気を誇る。

■この本をお勧めしたい人

・ビジネスマンはもちろん、伝える力をつけたい全ての人
・プレゼンテーションに関するスライド・シナリオ・トークの具体的なHow toを知りたい人
・西脇さんについて知りたい人

■この本から分かること

・伝えることが上手い人が何をしているのか?著者独自の分析を踏まえて理解できる。
・プレゼンの3要素(スライド・シナリオ・トーク)について著者独自のメソッドが分かる。

■この本の良い点

・「人の目線をつかめば、人の心が掴める」という観点からプレゼンをとらえている点。
・伝えることが目的ではなく、その後に行動してもらうこと、という本質も書かれている。
・何よりも読みやすい。テーマについてしっかり整理されている。

■この本を読んで気づいたこと

本題についてしっかり話して、それ以外の話はなるべく減らさないといけない。
と、著書を読む前の私は思っていました。

しかし、西脇さんの著書には「デマンドの創出30%」「本題70%」がベストバランスで、
聞いてもらう下地を作った上で本題を語ることが大事とあり、ハッとしました。

デマンドの創出が何かというと、

「なぜこの話を聞くべきか?」
「なぜ今聞く必要があるのか?」
「なぜ私から聞くべきか?」
「なぜあなたが聞くべきか?」

といった4つの要素で、この土台をしっかり伝えていかないと、
聞き手は「よそ見」をしてしまうというものです。

これって確かにそうだなぁ、と思います。
いわゆる、「この話はあなたにとって重要ですよ」という「自分事に捉えてもらう」ためには、
このデマンドの創出が本当に大事だと思った次第です。

■今回ご紹介した本について

題名:プレゼンは目線で決まる
著者:西脇 資哲
出版:ダイヤモンド社
発行:2015年6月19日
価格:1,620円(税別)

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

★注意点★
・本書に限らず、著書というのはその人の主観で書かれているものです。
・よって、悪気なく情報が偏ったりすることもあります。
・大事なのは、本当にそうかな?自分だったらどう思うかな?と、意見を持って読むことです。
(それは私のブログを読むときもしかりです

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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