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お勧めの本:ぼくたちは習慣で、できている。

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、お勧めの本「ぼくたちは習慣で、できている。」のお話です。

Contents

■この本の紹介理由

きっかけは、勤め先の社長が勧めてくれたことですが、
読んでみて「この本すごいな、面白い!」と思ったのでご紹介したいと思います。

改めて「自分に気づいた」ことが多かった本でした。

■著者について

佐々木 典士(ささき ふみお)
1979年生まれ、香川県出身。作家。編集者。
早稲田大学卒業後、出版社3社を経て独立。
ミニマリズムを紹介した初の著書「ぼくたちに、もう物は必要ない。」は
国内16万部を突破、海外21ヶ国語に翻訳されるベストセラーになる。
月刊誌「むすび」にて「半径5mからの環境学」を連載中。

■この本をお勧めしたい人

・自分は意思が弱いと思う人
・自分の習慣、リズムを変えたいと思っている人
・佐々木さんに興味がある人

■この本から分かること

・世の中の研究論と作者独自の見解から「そもそも意思の力って何なのか?」が掴める。
・習慣がどのようにできるかの理屈と、習慣づくりのHow toが分かる。

■この本の良い点

・習慣という一つのテーマに対する掘り下げが見事で、とても価値の高い内容になっている。
・50人以上の偉人の言葉が織り交ぜられており、誰でもどこかで必ず刺さる内容になっている。

■この本を読んで共感できたこと

・結局自分オリジナルの習慣を見つけるしかないこと
・人はあるもの事から離れると、それが怖くなるようにできている。
(例:猟銃でイノシシを狩る人が、1年ブランクを持つと、猪が今まで以上に怖くなる他)

■この本を読んで気づいたこと

※こちらは私の気づきが長々と書いてあるだけなので、興味のある方だけお読みください。

佐々木さんの本には、
『習慣とは、「トリガー」で作動する「ルーチン」であり、「報酬」を求めて行われる。』
と書かれていました。

確かにそうで、以前の私は「毎日〇〇できたら〇〇を食べよう」
などとご褒美を用意していました。

しかし、今の私はというと、いつからか分かりませんが、ご褒美がいらなくなりました。
(例えば、毎日のブログの更新も、英語の勉強も、ご褒美の設定はありません)

なぜご褒美がいらなくなったんだろう?と思っていたら、
佐々木さんの本には、「最大の報酬は自分を好きになること」と書いてあって、
「確かにそうだなぁ」と納得してしまったのでした。

私はブログだけではないですが、いろんな良い習慣を続けて、いつしか自分を好きになりました。

これができる前までは、自分に対して愛着はあったものの、好きではありませんでした。
自分を好きになって満たされているから、もうモノはいらないんですね。

また、著書の中で「お酒が止められない話」が出てきます。
私はお酒は飲める方でとても好きなのですが、でも、自分としては飲まなくてもいいんです。

なので、飲み会で「車だとお酒が飲めなくて辛いですよね」とか、
「なぜ飲めるのに飲まないんですか?」と言われて困っていたわけですが、
佐々木さんの本で理由が分かりました。

それは、お酒に「誘惑されていないから」です。

誘惑を断ち切るような強い意志を持っているわけではなくて、
誘惑に逆らっているわけでもなくて、そもそも誘惑されていない。

つまり、悩む=という意識が呼び起こされていないから、まったく辛くないし、
飲まなくてもいいと自分が思っていることが分かりました。

最後に、「才能なんて言葉は、忘れてしまえばいい。」
という佐々木さんの言葉をみて、
そういえば才能があるとかないとか、忘れていたなぁ、という自分に気が付きました。

思い出せないくらい小さい時は、才能があるとかないとか思っていたと思うのですが、ふと、

「才能って、開け方の分からないギフトボックスみたいなものなんだな」

と思うようになって。

開けられないんだったらこれで悩んでも仕方がないし、
死ぬまでに分からないかもしれないし、死んでも分からないかもしれない、
だったら気にしても仕方ないかな、って。

それよりも、「この箱に何が詰まっているんだろう?」
って自分の可能性にワクワクしながら、

その楽しみがずっと毎日続く方が、なんかいいよね。
そんな風に思うようになったことを思い出すことができました。

長くなりましたが、今日はこのあたりで。
本を紹介してくださった社長と、本を書いてくださった佐々木さんに、心からありがとう!

■ご紹介した本について

題名:ぼくたちは習慣で、できている。
著書:佐々木典士
出版:株式会社ワニブックス
発行:2018年6月28日
価格:1,200円(税別)

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

★注意点★
・本書に限らず、著書というのはその人の主観で書かれているものです。
・よって、悪気なく情報が偏ったりすることもあります。
・大事なのは、本当にそうかな?自分だったらどう思うかな?と、意見を持って読むことです。
(それは私のブログを読むときもしかりです)

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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