こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「幸せになればウェブ解析もうまくいく」のお話です。
突然ですが、皆さんは幸せですか?
佐藤さんどうしちゃったの?と思われるかもしれませんが(笑)、
至極まじめな話です。皆さんは幸せですか?
ウェブマーケティングに関わる世界でうまくいこうとすると、
検索エンジンのこととか、専門的なITのことなど、
いわゆる「スキル的な話」が世の中には多く、みんなが一生懸命それを学んでいます。
専門家として専門スキルはもちろん大切なのですが、私はこうも思うんです。
「心」の方を磨いたらどうかな、と。
例えば、ハーバードビジネスレビュー2012年5月号「幸福の戦略」で、
こんなデータがあります。
【幸福感の高い人の生産性は、平均で31%、売上で37%、創造性は3倍も高い。】
つまり、自分自身がWell-Being(精神的、身体的、社会的に良好な状態)であれば、
その人は何事もうまくいっちゃう確率が上がりますよ、ということです。
お問い合わせがぜんぜんないサイトも、
コアアルゴリズムアップデートで検索順位が劇的に落ちたサイトも、
幸せな人だったら、幸せじゃない人よりも、高い確率で課題を突破するでしょう。
私の所属しているウェブ解析士協会は、ウェブ解析士が事業の成果に貢献することで、
その人の年収を上げていくことが大切だと掲げています。
そのためには、私はスキルだけでなくて、幸せなウェブ解析士を増やすべきだと思っています。
何故かというと、基本スキルしか持っていない私が、
数年で累計お問い合わせ1,000件以上、累計1億円以上の見込み案件をウェブから作り出せたのは、
自分が幸せで、会社やメンバーもそういう環境だったからです。
高度なスキルだけでは天井が見ているし、心が整っているだけでも天井が見えていますが、
どちらも掛け算できたら、本当に価値の高いウェブ解析士になれるのではないでしょうか?
それに、幸せな人は、他人のことを悪く言ったり、
順位を上げるためだけの、表面的な記事なんて書かないはず。
お客様とより良い関係をつくり、世の中に正しい情報を発信し、
この世界をあるべき方向へ導くウェブサイトや記事を作ってくれるのではないでしょうか。
佐藤さん、幸せになるとうまくいくことは分かったけど、
そんなに簡単に幸せになれたらみんな苦労しないよ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
私も、なんで幸せな人と、幸せじゃない人がいるんだろう、
幸せって何が作り出すのだろう、なんて思っていました。
しかし、経営学×幸福学を研究されている慶応義塾大学大学院の前野教授からお話を聞いて、
「なんだ、そうだったのか!」と、そのメカニズムの一端が分かっちゃったんです。
次回は、前野教授から教えてもらったことをご紹介したいと思います。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。