こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「お勧めの本:シン・ニホン~AI×データ時代における日本の再生と人材育成」です。
■本の概要
日本の現状が今どうなっているのか、著者が理想とするあるべき姿は何なのか、
それを実行するためにはどんな人材育成が必要で、国のリソース配分をするべきなのか、
といった著者の見解が順番に紹介されています。
※もともと著者が「イノベーションを通じた⽣産性向上に関する研究会」でまとめた
一連の提案がベースになっているそうです。
■この本と出会ったきっかけ
以前、著者が書かれた本「イシューからはじめよ」で大きな気づきを貰えたので、
別の本を出版されたということであれば、と購入しました。
■この本を読んで良かったこと
「国家全体を家族として考えてみる」という1文を見て、
ちょっと飛躍かもしれないですが、自分の愛国心を問われた気がしました。
愛国心というと抵抗感がある方もいらっしゃるかと思うのですが、
これって大切な要素だと思うんですよね。
少なくとも自国のことを知らないと愛なんて持てるわけがないですし、
国を良くしていこうとか、未来を憂うこともないとすると、
今の日本に欠けてるものはきっとそこなんだと思うわけです。
■この本をお勧めしたい人
・日本をもっと良くしたいと思っている人
・今の日本に危機感を持っている人
■その他
Amazonレビューを見るとなんとなくわかるかと思いますが、感想が二極化しています。
(この本はスゴイ!!と絶賛する人もいれば、私には合わなかった、と言う人もいる状態)
私からの提案としては、シン・ニホンのTEDがYouTubeに上がっているので、
こちらを視聴して、いいな!と思った方は書籍購入を検討したらいいと思いますし、
自分とは違うな・・・と言う方は購入を見送るのもいいと思います。
■今回ご紹介した本について
題名:シン・ニホン~AI×データ時代における日本の再生と人材育成
著者:安宅 和人
出版:ニューズピックス
発行:2020年2月18日
価格:2,640円
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。