こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は、同僚の勧めでオレゴン日米協会ワークショップに参加しました。
こちらは日本語版と英語版のワークショップが同時開催されていて、
日本とアメリカ、両方の角度からそれぞれのコミュニケーションについて学べます。
■意見交換したテーマ
・アメリカ人社員の良い点
・アメリカ人社員の改善点
・アメリカ人社員とのコミュニケーションで難しい点
→これまでの仕事を通じて感じてきたことを、参加者と共に意見交換しました。
そして、現地で30年働いている日本人の方が、
これまでワークショップで貯めてきた知見から、いろいろな情報をシェアしてくださいました。
■すれ違いになりやすい点
・辞める前に引継ぎする、と言う感覚はほぼない。近い言葉は「hand over 」。
(アメリカ人の転職回数は日本より断然多く、今日辞めますと言うのも普通にある)
・中間報告する、と言う感覚はほぼない。
(任せられたなら、その人の裁量でやるのが普通)
・日本人マネージャーはフィードバックが少ない→この点で部下から不満や不安を持たれやすい。
(日本だと、部下から上司へ報告する方が普通だったり、報連相の慣習があるが、
アメリカにこの感覚はない)
■こんな傾向があります
・祖先が開拓民族ということもあり、リスクを取ってチャレンジする傾向がある。
(特に西海岸へ行けば行くほどそういう気質が強くなっていく)
・周りがどう思うかは、20人中18人は気にしない(日本人とは逆)
■お勧め
・バラエティに富んだ「褒める」表現を使おう。
「Kudos to you!(あっぱれ)」「You nailed it!(キマッたね!)」←若い人が良く使うらしい
・Pedestal Word(相手を引き立てる英語表現)をもっと使おう。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。