こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今日は引き続きMicrosoft Clarityの中から「Excessive scrolling」のお話をします。
「Excessive scrolling」 の説明文はこのように書かれています。
user scrolled through a page more than expected
つまり 「Excessive scrolling」 では、 ユーザーが標準的なスクロールよりも、
高い速度でサイトコンテンツをスクロールした箇所が分かります。
これを活用することで、レイアウト改善や重要なコンテンツを見つけることができます。
もちろん「Excessive scrolling」も、これまでご紹介した他の機能と同じように、
シーンを動画で見ることができます。
※動画を見て気づいたのですが、「Excessive scrolling」で集計されているデータは、
スクロール(Webページを上から下へなめる)のイメージとは違ったデータが入っていました。
例えばECサイトとかで商品のイメージ画像を複数掲載していたりすると思うのですが、
そのイメージ写真を「次へ」「次へ」「次へ」とユーザーが高速に押した場合も、
「Excessive scrolling」 でカウントされていました。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。