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そもそもから考えたい、日本の言葉

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
日本人の語彙力が落ちている、みたいな記事って最近よく見かけませんか?

こういう記事を見て感じることは、
若い人が「エモい」ばかり使っていて語彙力のなさに心配とか、
ミクロな視点から若者言葉を否定しているだけのものが多いということです。


・他の言語と比べると、そもそも日本の語彙数はどの位置にあるのか?
・時代の変化に伴い、日本の語彙数はどのように変遷してきたのか?


こういったマクロの視点も踏まえて現状分析しないと、
誤った解を導きかねないと思いますが、そういう記事ってぜんぜん見かけないんですよね。
(良い記事を知っているよ!と言う方はぜひ教えてください)


また、若者の語彙が少ないと言っている作者自身は、具体的に語彙力いくつなんですか?
ということは全く書かれていないわけで、
若者からすると、「あなたはどうなんですか?」と思うと思うんですよね。


そして何よりも、こうした記事が大人から出るのはなぜなのか。
これは私の想像なんですが、

「自分たちの感覚で理解できないものに対する恐れ」を持つ大人が、

若者は語彙力が少ない発信をしているのではないか、
というものです。


例えばですが、私は若いけど若くない年なので、正直なところ「エモい」は全く使わないし、
何かを見たときに「エモいなー」みたいな感覚って全くないんですよね。

みんなが使っているのに、自分は感覚が分からないというのは、
自分の知っている世界が急速に変わっているようで、ちょっと怖い感じもあります。


他にも、「やばい」とか、単語だけで状況を読み取って表現する若者は、
単語だけでは「そんな意味もあったのかよ」というのが想像できない大人からすれば、
なんか気持ち悪い感じもあるんじゃないかと思います。

そういう深層心理が、
「若者の語彙力が~これは危険~」みたいな発言になるのではないか、
というのが私の仮説の一つです。


時代が変わる速度は上がっているから、昔よりも分からない感覚って増えるものだと思うし、
大人が分からない感覚=次の世界の感覚なんじゃないかなぁ。

それに、大人が知らないだけで、実は若者の間で新しく増えている語彙はあると思います。


あとは、子どもや若者は、大人の鏡みたいなものなので、
本当に語彙が落ちているのは大人の方なんじゃないの?とも思います。

私も簡単なWebテストしてみたら、推定語彙力は4万語でした。
ちなみに、古い言葉や、普段使わない言葉は、やっぱり知らなかったです。


ということで、まずは大人の自分から行動を変えたいと思います。

古くからある美しい表現はもちろん、新しく生まれた言葉も受け入れていくことで、
次の世代に素敵な日本語というものを引き継いでいきたいと思います。


今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析し、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。広報やウェブマーケティングの仕事が大好き。個人ではウェブ解析士、キャリアトランプ ダイバーシティ ナビゲーターとしても活動中。ブログでウェブ解析×キャリア支援に役立つお話や、日々の気づきを綴っています。

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