こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「ユーザーエクスペリエンスを真横で見る」のお話です。
ビジネスシーンで名刺交換した際、
有難いことに会社に興味を持ってもらえることが多々あって、
「ホームページありますよね?どう調べれば出てきますか?」
と、スマホ片手に尋ねられることがあります。
「社名を入れたら出てきますよ」とお伝えすると、
相手の方はだいたいパパっと検索して、
「あ、これですね。へー、こんなサービスあるんですねー」
などと言いながら、
思い思いにホームページを巡ってくださいます。
いろいろ見て欲しいページはあるものの、口出しされるとウザイよね・・・
と思って、聞かれるまでは静かに見守るようにしている私。
こんなやりとりが度々あり、5回目くらいになったとき、
「ん!!????」と思うことがありました。
それは、
「まさに私は今、ユーザーエクスペリエンスを真横で見ている!」
ということです。
つまり、リアルにユーザーがホームページを触るさまを、
私は幾度となく目にしていたのです。
しかし、それに気づくまではユーザーエクスペリエンスなんて頭はなくて、
その方のスマホの使い方や独り言を聞きながら、
「やっぱり事例タイトルに社名があるものから見ていくんだなぁ」とか、
「スマホって直感的に目に入る部分をやっぱり押しちゃうんだなぁ」とか、
ただただ目や耳で入ってくる情報に対して、無意識下に情報が溜まっていくくらいでした。
しかし、それに気づいてしまった今、
いかに「初めての方」にサイトがどう映っているのか?
ユーザーから考えることがまだまだ甘い、とつくづく思います。
ユーザー目線、ユーザー思考って言葉で言うのは簡単だけれど、
実際やろうと思うと、不十分な点がいっぱい。
ということで、ケイチャンネルでも何でもいいのですが、
触ってみた感想とか、ココが分かりにくかったとか、
もし意見があればぜひ教えてください。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。