こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「お互いの定義や解釈の違いに気付こう」のお話です。
昨日のブログで、何かPJを行う時は目的の言語化をしましょう、
というお話をさせていただきました。
しかし、それではまだ不十分です。
なぜかと言うと、仮に言葉や文章を同じにしたところで、
「定義」や「解釈」は人によってさまざまだからです。
例えば、こんな会話。
Aさん「○○さんって優しいよね」
Bさん「うん、そうだね」
一見、話がかみ合っていそうですが、
もしかしたらかみ合っていないかもしれません。
というのも、「優しい」という定義や解釈はひとそれぞれだからです。
Aさんにとって、優しい人とは?
Bさんにとって、優しい人とは?
こんな投げかけをしたら、ニュアンスは近い意見が出るかもしれませんが、
一字一句同じことを言う人はまずいないと思います。
何が言いたいかと言うと、当たり前のことですが、
人によって定義や解釈はぜんぜん違うということに、まず気が付きましょう。
その上で、「○○○○」って目的は共有できたと思うけど、
具体的にどういう意味?と言った感じで、
ぜひお互いの「定義」や「解釈」まで理解するようにしましょう。
この二つのフローを経ると、ようやく共通の目的が出来上がります。
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。