こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「API(特にGoogle MAP APIについて)」のお話です。
WebとかITとかシステムに絡む仕事をしていると、
ときどき「API(エーピーアイ)」という単語と巡り合うことがあります。
このAPIってどんなものなのでしょうか?
ただ、完璧に理解しようと思っても専門的で奥深い世界ですし、
かといって「分からない」と思ってしまうと、
「分かるものも一生分からないまま」になってしまいます。
そこで今回のブログでは最初のステップとして、
「APIってこんなものなのかな?」というのを何となく掴めることを目標に、
少しお話をしたいと思います。
■API(Application Programming Interface)
APIを一言で言うと、「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」です。
ただ、これ以上APIについて詳しく説明されても、正直分からないと思うので、
身近な事例(Google MAP API)でご説明したいと思います。
ケイさん:「会社の紹介ページに、Google MAP(地図)を入れたいなぁ。
でもイチから開発したら手間がかかりそうだし、どうしたらいいんだろう?」
Google:「さすればこのツール( Google MAP API )を使うがよかろう。」
ケイさん:「すみません。何ですかこれ?」
Google:「例えば、おぬしがGoogle目玉焼きが欲しいとした場合。
その目玉焼きをつくるための専用調理器具(ツール)がAPIじゃ。」
ケイさん:「ほうほう」
Google:「つまり、おぬしのウェブページにGoogle MAPを表示させるためのツールを
APIを使うと手に入れられるということじゃ。親切じゃろー?」
ケイさん:「確かに、便利ですねー! 」
厳密に言うとアレかもしれませんが、ざっくりこういう感じです(笑)。
初めから全部を理解しようとすると、難しくてできない病にかかってしまいますので、
なんとなくそういうものがあるんだなぁ、くらいが最初は良いと思います。
■その他、APIをちょっと知っている方へ
以前はAPIキーなしでも地図表示ができましたが、2018年7月16日からAPIキーが必須になっています。
キーがないと低解像度のマップが表示されたり、エラーが表示されてしまうそうなので、
もしも知らなかった方は、今一度チェックしてみてください。
以前は一定アクセスまでは無料プランもありましたが、従量制のプランに統合されました。
よっぽど普通のサイトなら無料枠を超えることはないそうですが、
大きいサイトを持っている方は、料金表を今一度チェックしてみてください。
▼Google Maps Platformの詳しい料金表
https://cloud.google.com/maps-platform/pricing/sheet/?hl=ja
今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。
この記事を書いた人
- 面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。