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購買行動モデル:AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)

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こんにちは。ウェブ解析士の佐藤佳です。
今回は、「購買行動モデル:AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)」のお話です。

AIDMAとAISASは、広告やマーケティングに関わる人は、
必ず押さえておきたい購買行動におけるモデルとなる考え方です。

今回はこの2つについてご紹介します。

 

Contents

■AIDMA(アイドマ)とは

1920年代に、米国のサミュエル・ローランド・ホール氏によって提唱された、
消費者の購買行動モデルのことです。

AIDMAは購買行動を5つの段階で分解しており、
それぞれの行動内容のアルファベットの頭文字をとって名付けられました。

Attention(認知・注意)
Interest(興味・関心)
Desire(欲求)
Motive(動機)
Action(行動)

例えば何かを購入する際は、まず「認知する(知る)」という工程が必要ですよね。
そして、商品に対して「興味や関心」を持ち、何らかの要素でそれが「欲しく」なります。

ただ、本当に買っていいのかな?という心のブレーキが発生するため、
これを買ってもいいんだという「動機」が必要になります。

ココがクリアされると、「行動」→つまり購買になるわけです。

 

■AISAS(アイサスとは)

1995年に「電通」によって提唱された「消費者の購買行動プロセス」です。
「AIDMAの法則」をインターネットが普及した現在に応用させた考え方になります。

同じくアルファベットの頭文字をとって名付けられています。

Attention(認知・注意)
Interest(興味・関心)
Search(検索)
Action(行動)
Shere(共有)

AIDMAとAISASの違いは、「検索」と「共有」という部分です。

つまり、インターネットの登場により、人々は何かを「認知」し、「興味」を持つと、
「検索(調べる)」という行動をするようになった、ということです。

そして、検索によって欲求や動機を得た後、「行動」=購入するわけですが、
その後の行動として、商品の情報や体験を「共有(シェアする)」というものが出ています。

このように、時代の変化とともにモノを買うプロセスというものも変わってきています。
ぜひ今の時代に合わせた考え方を柔軟に取り入れて、ウェブサイトの設計もしていきましょう。

 

今回はここまでです。
また次回のブログでお会いしましょう。

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この記事を書いた人

Kei Sato
面白いと思ったモノ・コトを解析して、広く報せることに喜びと生きがいを感じる人です。ブログではウェブ解析のことや、日々の気づきを綴っています。現在は海外赴任でオレゴン州ポートランド在住。Global Business Strategic マネージャー。

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